ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

エアコン買い換え 買い時を探る編

20年ほど使用したエアコンが7月に壊れた。

室外機が壊れたようで、室内機を動かしてしばらくするとエラーで止まる。

室外機が壊れた場合は大抵は半田の問題だというので、分解してみても特に目立っておかしいところは見受けられない。これ以上はよくわからないのであきらめることにする。

エアコンの買い時を探る

多くのエアコンは春の新生活シーズンに合わせて新製品が発表される。

発表は1月とか2月で、発売は3月頃というのが多い。新製品はスマートフォンやパソコンとは異なり、ほとんど機能が変わっていないのに、毎年新製品が出ている。

暖房用途向けに秋に新製品が出る場合もある。

多くの新機能は微妙に機能が向上したとか、使い勝手が少し良くなったくらいで、1,2年古くても機能自体は大差ない。

消費電力もある時期よりほとんど変わっていない。

最新の物を選ぶ必要ないので、型落ちモデルを底値で買えばいい。

底値になるのは新製品が登場した3月から4月頃。新製品に切り替わるまでが底値で、一般の家電量販店ではおおよそ3月くらいに底値になる。

春に出る製品の場合、春から7月くらいにかけて徐々に下がり、8月から2月くらいは安定し、3月から終売まででさらに下がるというようなイメージだ。

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三菱電機MSZ-L2816の2016年2月頃から終売ちかくまでの価格推移。kakaku.comより。

8月頃は価格がこなれる時期なので、故障などに備えて、秋頃から冬に新製品に買い換えるのは悪くない。

価格重視の場合は3月頃がベストな時期と言える。

ただし、新製品が出た後は在庫限りになるので、タイミングを失うと、機能などで妥協する必要があるかも知れない。

価格重視の場合は2月から3月頃には購入する製品の目星を付けておこう。

 

HEMSは意味不明だがインテルも参入するオープンなIoTなら未来はあるかな

2010年代からスマートグリッドだ、HEMSだ、ECHONET Liteだとか、スマートホーム実現のための何かを普及しようと、業界団体がいろいろやっているけど、結局何をどうしたら、家の中の白物家電やら何やらがスマート化するのかは一般人にはよくわからない。

HEMSとかECHONET Liteはこれからどうなるのかな

例えば自宅をHEMS化しようと思って調べて分かるのは、家を新築する際に、対応する家電その他に全部入れ替えれば、そんな家も実現可能らしいと言うこと。

つまり、新築もしくは全面リフォームのタイミングで対応の工事をした上で、対応の家電製品に総入れ替えというようなことをしてはじめて実現する。

もしくは、順次対応品に入れ替えるようにしてもいいけど、普通はこんなことやらないでしょ。

電気メーターなんか一生変えないし、エアコンやら冷蔵庫は壊れたときに買い換えるだけ。エアコンはともかく、冷蔵庫は生活スタイルが変わることもなければ引っ越し先に持って行く。

オープンなIoTで家をスマート化

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インテルが実証実験を始める宅内IoTプラットフォームは、とりあえずは宅内にセンサーと、ゲートウェイを提供するとのこと。

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センサーで集めた情報をゲートウェイ経由で、クラウドにデータを集め、そのデータから様々なサービスを使えるようにするという物。

いきなり誰も使えない大風呂敷を広げるのではなく、オープンな環境に向けて簡単な物を参入していくという形。

センサーが集めるのは、部屋の温度や湿度、人感センサーで人がいるかどうかその他。

そのセンサーが集めたデータはインテルプラットフォームのサーバーが管理する。

そのサーバーにあるデータからいろいろなことに活用しようというわけ。

インテルがどうするかはともかく、ホームIoTとしては、この辺の基本的な所をじっくりと取り組んでいくというのは現実的に見える。  

2時間でわかる図解Iotビジネス入門

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ASUSが英語キーボードPCの提供を始めている

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ASUSのドッキング水冷ゲーミングPCの新モデルROG GX800VHを日本で投入することが発表されました。

80万円です。

この超ハイエンド製品は前モデルも今回のモデルも、英語キーボード仕様で提供されます。

この英語キーボードモデルが、拡大するようです。

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今回は40万円の高級モデルであるG701VKだけですが、英語キーボードモデルで提供されます。

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このあたりの製品カテゴリは、日本語キーボードモデルをイルミネーション付きで提供するためのスケールメリットが薄い事(注)も影響していそうですが、日本語キーボードを好まない方の選択肢は徐々に広がりつつあります。

注:数がそれほど出ないということ。

以前も英語キーボードモデルは一部店舗限定で投入するなど、一部ユーザーからの声は日本のASUSに確実に届いているので、今後の拡大に期待しましょう。

キーボード配列QWERTYの謎

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2017年春のパソコンも使うUSB-C対応ディスプレイ選び

パソコンなどで使うディスプレイは、HDMI関連機器の普及で、パソコンのモニターとしてだけでなく、ネット配信動画のディスプレイとして使えるので、テレビが不要になりつつある。

例えばモニターにHDMIでChromecastを接続すれば、YouTubeNETFLIX、huluなどをスマートフォン経由などで視聴できるので、テレビが無くてもいいし、パソコン自体も不要。

パソコンを使う場合なら、HDMIもしくはDisplayPort搭載が望ましいが、USB Type-Cを搭載している物の方が望ましい。

最近の最先端なパソコン特に2-in-1タイプはUSB Type-Cを搭載し、これ一本で電源供給、ディスプレイとの接続、周辺機器の接続ができるようになっている。

今までのように、パソコンに電源ケーブル、USBハブなどの接続、ディスプレイの接続のように複数のケーブルを挿す必要がない。

そんなUSB Type-Cを搭載しているディスプレイ選びを考える。

接続はUSB Type-Cだけでいいか問題

USB Type-Cで接続できると言っても、それができるのは最先端の製品のみ。

他に持ってないし、それだけで使う場合ならUSB Type-Cでのみ接続できる。MacBook Proで使うとかだとThunderbolt 3にも対応するLGのUltraFine 4K Displayがいいだろう。

Apple Storeで買った方が安いが。 

 今のところいろいろ使える物が無難か

 おそらく、MacBook Proでだけ使うという人よりも、他のも使うし、HDMIとかでも利用出来るようにしておきたいんだと思う。

そんな場合は、USB Type-Cも使えるし、HDMIなども利用出来るこんなのがいいだろう。

 この手の製品の場合、USB Type-Cで電力をどのくらい供給できるのかを調べておいた方がいい。

場合によってはディスプレイとしては接続できるが、給電しないとか、充電が遅すぎるとかの問題も発生する可能性がある。

選択時のポイント

USB-Cに対応しているか。USB-CはThunderbolt 3対応の物がいいが、対応ディスプレイはほとんどない。

USB-Cの給電がどうなっているか。

HDMIなどがどの程度用意されているか。

テレビ的に使うならスピーカーは内蔵しているか、オーディオ出力などから外部スピーカーをつなげられるか。

ちなみに何でもいいならAmazonで1.5万円くらいで売っているこれとかもいいかも。USB-CやDisplayPortに非対応だけど。