NHKが2014年12月21日(正確には22)の深夜に「BABYMETAL現象~世界が熱狂する理由~」としてロンドン公演のドキュメンタリーを放送していました。
この番組の宣伝的な内容を事前にニュース番組内でやっていたりもしましたが、おそらくBABYMETALに興味があった方はほとんど全員みたのではないでしょうか。
個人的にはこの放送は
LIVE AT BUDOKAN~ RED NIGHT & BLACK NIGHT APOCALYPSE ~ [Blu-ray]
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の宣伝なんじゃ無いかと思ったりもしています。
そんなことはともかく、BABYMETALは、本来ならアイドルとして活動しているような女の子が、メタルをやっていると言うことで世界中で注目されているバンドです。とは言っても、演奏は神バンドがやっていて本人達はボーカルとダンスだけですけど。
そんな一風変わったメタルバンドが世界的に支持されつつあるのは、曲自体がしっかりとしていて、神バンドの演奏もすばらしく、ライブ自体の構成も完璧だから何じゃ無いかと思います。ライブ行ったことないけど。
曲自体は知っていて、デジタルダウンロードで数曲持っていますが、この番組を通して知らないことが沢山あったことに気づきました。
番組中では始めに「Babymetal Death」が流れたわけですが、海外でのノリがものすごくいいんです。これは何だろうと思って、この曲を買って聴いてみたら曲自体がそう作ってあったんですね。
視聴用の長さではそれが全くわかりませんが。
それ以外にも、曲自体やライブの名前、ライブ中の演出なんかは今までのメタル系バンドをオマージュした物が多く、日本だとX JAPANをかなり意識していることがよくわかります。知っている人が聴けば、この曲は○○なんじゃないかなとほくそ笑むことが出来るという。
例えば、「紅月」という曲がありますが、ライブで歌う前はX JAPANの「紅」でTOSHIが「紅だー」と叫ぶのと同じように「紅月だー」と叫んでから曲が始まっているようです。下のビデオの1:18あたり。
BABYMETAL - LIVE AT BUDOKAN ~RED NIGHT ...
この辺のオマージュも含めて、一風変わったメタルバンドな事は確かだと思います。
そんな変わったバンドによって、20年くらい前に比べるとかなり人気が無いような気がしているメタル人気の復活につながっていくと面白そうです。
で、これを仕組んでいるというのがKOBAMETALという人のようです。