ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

いまだにCDの販売枚数を指標にしている時代遅れな日本の音楽市場

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日本でヒット曲の指標となっているのは、オリコンによるCD販売数のランキングです。

オリコンのランキング自体、CDの販売数を反映していて正確な数字だと思います。しかし、一般的に音楽を楽しむために、CDを購入する割合はかなり少なくなっており、デジタル配信によるダウンロード販売YouTube等のオンラインビデオの視聴なんかが中心になっています。最近は、定額料金を支払えば何十万曲のライブラリがから好きなだけ聞けるストリーミングサービスもあり、フィジカル(物理)媒体を購入しなければ音楽を楽しめない時代は終わっています。

海外では、単純にCDのようなフィジカル媒体での販売数によるランキングは終わっており、例えば日本でも著名な、アメリカでの音楽の人気度を表すBillboard Hot100は、フィジカル媒体の販売数、ダウンロード販売、オンラインビデオ視聴回数、ストリーミング配信と言った複数の指標を統合したものから、ランキングを公表しています。


Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart

この複数の指標からのランキングは2014年秋からアルバムのチャートであるBillboard 200でも適用されるようになりました。

日本ではオリコンしか指標が無いわけでは無く、Billboardと同じ複数の指標から音楽ラインキングを表す日本のチャートを、阪神コンテンツリンクがサウンドスキャンとしてデータを提供しています。

追記

その後、Billboard Japanになりました。

www.billboard-japan.com

この指標は常にアップデートされていて、最近はTwitterなんかも指標に加えているそうです。

日本の場合、CDについたおまけ目的に1人で大量に購入するケースが多いので、おまけ付きCDの販売枚数をそのまま集計するのはどうかと思いますが、単純にCDの販売数だけをみるオリコンよりも実態を反映したデータになっているようです。

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