ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

クレジットカードが無いと生きていけない海外

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日本では現金主義でクレジットカードを持っていない方も多いようです。

それ自体はそれぞれの考え方があるので否定しませんが、海外でクレジットカードを持っていないと、まともな人間扱いされない事もあります。

特にそれが顕著なのが欧米で、アメリカやヨーロッパに旅行に行く際はクレジットカードは必須と言っていいです。

一般的に、海外では現金を日本ほど持ち歩かないと言われています。日本と物価や給与水準が似ている欧米でも、実際に一般的には多くても数万円程度しか持っていない人がほとんどのようです。

日本では10万円単位で持ち歩いている人も少なくないですが、もしも盗まれたときのことを考えて、海外では多くても数万円しか持ち歩かないようにしています。

細かな買い物は現金でやって、大きな買い物はクレジットカードやデビットカードが一般的です。

小切手を使う方は年々減っているようで、トラベラーズチェックもほとんど使われておらず、受け付けてくれる店も激減しているようです。

こんな状況でのクレジットカードの使い方は普通の使われ方で、海外でその程度だったらクレジットカードなんかいらないと思っている方も多いでしょう。

実際、強盗に遭う確率は少ないわけで、注意さえしていればクレジットカードなんか海外で必要ないと思うでしょう。これ自体も過信している場合がほとんどですが、クレジットカードが必須になるのはここからです。

海外では、誰もがホテルに宿泊することになると思います。この支払いでクレジットカードが必須となります。日本の旅行代理店で事前に支払いを済ませていたとしても、チェックイン時にクレジットカードの提示が必要になることがあります。

これはデポジットと言われている物です。チェックイン時にカード番号とかを記録され、チェックアウトしないで、ホテルの備品を使いながら帰ってしまったときなどに課金する際に使われます。何も使わなければ請求もされません。

クレジットカードがない場合、現金でデポジットを受け付けるホテルもありますが、この場合、正規の宿泊代金の数倍の金額が請求されます。宿泊日数にもよりますが、例えば10万円単位で現金を預けなればならないとしたらどうでしょうか。クレジットカードを持つくらいならそれでいいという方がいるかもしれませんが、現金でのデポジットも受け付けないホテルもあります。

この場合、宿泊自体が出来ません。どのホテルが現金でのデポジットを受け付けるかはわかりませんので、事前にホテルに聞いておく必要があります。

これは、レンタカーでも同じです。

日本から添乗員がついて、現地ですべての事を手伝ってくれるような旅行の際は、宿泊の際のデポジットも必要にならないようですが、ある個人で海外旅行するならクレジットカードは必須です。

海外旅行の際には、パスポートとクレジットカードは絶対に忘れないようにしましょう。