ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

Apple Watch買う買わない、そもそも興味ある?

アップルの腕時計型ウェアラブルバイスApple Watchの発売日や価格が発表になりました。

日本では2015年4月24日に発売され、価格は42,800円からです。

世間的には、このような腕時計型ウェアラブルバイスは2013年頃から各社が販売されていましたが、ようやく本命のアップルから製品が出てきた。というような状態になっているようです。

個人的にはこの手のウェアラブルバイスは、フィットネス向け含めて一切利用していません。理由は必要ないからで、通知機能があったり、運動量が記録できたとしても、個人的な生活には何の利便性の向上も無いからです。

スマートフォンは利用していますが、この通知機能も本当に必要な電話くらいしか音を出す設定にしていません。この着信音もかなりの割合で切っていますし、振動機能すら使用していません。

スマートフォンは、自分が能動的に画面を見たときに通知があったことがわかれば十分な状態にしています。いちいち通知設定していると、メールは一日に数百通届き、各種通知も設定すれば一時間に何度も鳴り続けてしまう24時間スマートデバイスを見続けることになるためです。

通知を絞ったとしても、通知自体が余計なお世話なので、ウェアラブルバイスで通知がすぐにわかっても個人的には何のメリットもありません。

ただ、Ingressで遊んでいると画面上に時計が表示されないので、Ingressを遊びながら時間を知るために、もう一台のスマートフォンか腕時計が欲しいかなと思うことはあります。これも時間さえわかれば十分なので、10年以上前に買ってからノーメンテナンスで使えているソーラーバッテリーで電波時計機能付きのG-SHOCKを身につければ良いのかなとも思いますが、普段は腕時計しら身につけていません。

なによりも、毎日充電しなければならない腕時計型ウェアラブルバイスで、一般的な時計のように、メンテナンスさえしていれば、ほぼ一生使えそうな物と比べて、長くても数年しか使えない物に無駄金を払うとうようなイメージの悪さもあります。

パソコン、インターネット、PDA、携帯電話、スマートフォンタブレットと便利そう思えたので黎明期から飛びついて使用していましたが、腕時計型スマートデバイスだけは便利そうには思えません。

もしかしたら、特にApple Watchに関してはiPhoneとの連携もかなり練り込んでいるでしょうから、しばらく使ってみると、手放せないくらいに便利なのかもしれません。これが判断できるようになるには、実際に少なくとも数日は使ってみるしか無いと思いますが、そのために買うのもどうなのかなという気がします。

個人的にApple Watch欲しいわけでは無いが、便利なのかどうかを知るために買ってみるかもしれない。

現時点ではそんな消極的な状態になっています。

さらに考えると、Apple Watch以外の他のデバイスの方が価格がこなれているので、試しに買ってみるなら、そっちの方がいいかななんて思ったりもしています。この場合は、どのAndroidバイスと合わせたらいいんだという話になってさらに面倒くさそうです。

何はともあれ5万円くらいで、ものすごく便利かもしれないし、数年後には誰も使っていないかもしれない新たなデバイスで遊べると思ったら、今までの経験上それほど高い買い物で無いような気もしてきます。

結論としては、使い道や将来性なんかどうでも良く、面白そうだから買うんだという今までの新デバイスのような魅力は個人的には感じられていない事が、これを書いてみて良くわかりました。

買うか買わないかで当分悩み続けそうです。