日本で最も子ども向けに受けているコンテンツと言えば、誰がなんと言おうと「妖怪ウォッチ」でしょう。第2のポケモンになるとも言われていますが、残念ながら内容は日本そのものですし、コンテンツ自体も日本向け、そもそも日本だけで展開しているので、海外での認知度はほぼゼロです。
筆者が数ヶ月前にアメリカのアニメファンに聞いてみても、妖怪ウォッチなんか見たことも聞いたことも無い人しかいませんでした。ようかい体操第一のビデオは楽しそうに見ていたので、どこの文化圏でも楽しめるダンスと音楽なことは確かなようですが。
そんな妖怪ウォッチがようやく本格的に海外展開するそうです。
妖怪ウォッチ自体はレベルファイブが開発して販売しているゲームで、玩具はバンダイが販売しと他メディア展開していますが、海外でも各社が協力して展開するようです。
中心となるのが任天堂とハズブロ社(Hasbro)で、任天堂はゲーム関連、ハズブロは玩具やメディア関連で展開するのでしょうか。
その妖怪ウォッチの日本向け最新作は「妖怪ウォッチ3」で、こちらは舞台がUSAになるそうです。このあたりも、ゲーム自体を日本だけでは無く、海外でも展開しやすい形にするのでしょうか。
任天堂は海外向けに言語を変更したりするローカライズのことを、現地の文化にも合わせるという意味で、カルチャライズという言葉で表現しています。舞台を海外にするのは、日本だけに特化せずに、カルチャライズしやすいようにするための事のようにも思えますが、このあたりが日本はもちろん、海外でどのくらい受け入れられるのか見物です。
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