ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

Apple Watchの素材と価格の関係

Apple Watchのアルミニウムを使ったApple Watch Sportは4万円くらいから。

一方で、金を使ったApple Watch Editionは100万円以上します。

この素材の価格の関係を考えてみたいと思います。

SportとEditionは表面のガラスの素材も異なりますが、Apple Watchの画面や回路、バッテリー等の内部はおそらく20g前後と予想されます。

この場合、アルミ板の外装は10g前後と予想されますが、18金のゴールド版を比重で単純計算すると6倍くらいになります。しかし、スペック上の重量の55gとか69gになってしまうので、内部の重量はもう少し軽いかもしれません。

このあたりは実機を分解して重量を量ってみればいいのですが、そのあたりの詳細はともかく、ざっくりとSport版のアルミは10g程度、Edition版の18金は40gだと仮定して計算してみましょう。

アルミニウムの価格は、1トンあたり20万円程度なので、10gで2円です。

一方で、金の価格は1gで5000円程度です。18金は金を75%使用し、それ以外は銀や銅を使いますが、40gすべてが金だった場合は20万円になります。

最終製品となるApple Watchに使用している素材代だけを比較するとアルミと金で10万倍になります。

もちろん、この素材は削ったりして作っているので、製造時にはこれ以上の素材を使用しているわけで、単純には比較できませんが、素材の価格だけを単純に比べると最終製品の価格はそれほど高いわけでも無いことがわかります。価格差は、まあ仕方ないレベルなのかなというレベルでしょうか。それでも高すぎて普通の人には買えませんが。

 

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