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タピオカミルクティーを台湾で英語式に注文

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台湾のタピオカミルクティーを映像で見たことがある方は多いと思います。

タピオカの黒い粒が入ったミルクティーで、太いストローで飲みます。最近は日本でもこの台湾発祥の飲み物を出す店が出てきましたが、まだまだ飲んだことが無い方も多いでしょう。

この飲み物はおそらく世界中で知られていると思います。その中でも、特に人気なのがアメリカです。例えばロスアンゼルスでは、人気すぎて特に珍しくも無い定番の飲み物ようになっています。

タピオカミルクティーは日本語の呼び方で、英語ではBubble Teaなどと言うようです。ただし、人気すぎるアメリカでは、これを縮めたようなBoba Tea(ボバティー)という呼び方の方が一般的です。

アメリカ人は一般的に、自分の所で流行っている物は少なくとも先進国である日本のような他の国でも流行っていると思い込んでいることが多いです。このため、平気で自分たちが使っている「ボバティー」という用語を誰にでも使ってしまいます。

「近所のボバティーの店に行こう」とか。

タピオカミルクティーは台湾で漢字で「珍珠奶茶」と書きますが、都市部を歩いていれば、10分に1度はこの手の飲み物を専門に出す店に遭遇します。熱くて喉が渇くので現地でも人気なのでしょうが、台湾に行くと一日に何度もこの手の店で飲み物を注文してしまいます。価格は2015年6月現在の為替で150円くらいです。

個人的に問題なのは、タピオカミルクティーの中国語読みがいつになっても覚えられないことです。調べても店で注文するときには忘れてしまいます。

このため、いつも基本は指さし注文です。ちなみに、台湾が親日国なので日本語が通じるというのはほぼウソで、たまに話せる人がいるだけです。

今回試しに、指さし注文を止めて、どの店で注文するときも個人的にすぐに覚えられた英語圏で一般的な「Boba Tea」として注文してみました。

すると、現地ではほぼ通じないことがわかりました。

一件だけ通じたのがCoCoというアメリカにも出店してみる店です。

他の通じなかった店との違いを考えてみると、店員が英語が出来るか出来ないかの違いのようです。ほとんど店では日本語はもちろん、英語も話せない店員が多く、結局注文は指さし注文になります。

たまたま通じたCoCoでは、たまたま英語が堪能な店員が注文を受けていたから、Boba Teaを受け入れてもらえただけで、すべてのCoCoで同じように注文を受けられるとは限らないでしょう。

おそらく、他の店でも英語が堪能な店員ならBoba Teaで通じると思いますが、中国語で注文するのが確実のようです。