台湾で行われたIT関連の展示会Computex 2015のマイクロソフトブースでは、ほぼすべての展示デバイスがWindows 10で動作していました。
Windows 10のパソコンとタブレット版はこの夏にリリースされます。その後にスマートフォン版等もリリースされます。
このWindows 10の各デバイスに共通する特徴は、使い勝手がすべて同じになると言うことです。
今でもAndroidスマートフォンとタブレット、iPhoneとiPadの使い勝手は同じですが、Windows 10の場合、スマートフォン、タブレット、パソコンで使い勝手が同じになります。
もちろん、見た目も統一されますので、スマートフォンと同じような使い方をパソコンでも応用できます。パソコンで設定方法を覚えたら、スマートフォンでも同じように設定が出来るようになります。
今までは、各OSで使い勝手がバラバラでしたが、Windows 10ではすべてのWindowsデバイスで使い勝手も見た目も同じになります。
デバイス間で分断されていた使い勝手が統一されて、ユーザーとしては利点しかありません。
問題は、パソコンはほぼ統一されているほど普及しているWindowsですが、タブレットはまだまだ、スマートフォンはほとんど普及していないという点ですね。
また、すでにスマートフォンやタブレットはAndroid、iOS系が圧倒し、その上でパソコンを使っているわけで、ある程度の使い勝手の違いはユーザーが吸収している状況です。
現時点ではこれが統一されたところで取り立ててメリットはありません。
しかし、将来さらに高機能になり、デバイスが増えることで、この統一された操作感は生きてくるでしょう。
それがいつになるかはわかりませんが。
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