アップルのMacBook以降、Type-Cを採用するモバイル製品がなかなか出てきませんが、日本HPがType-C採用の2-in-1パソコンを発表しました。
製品名は「HP Pavilion x2 10-n000」です。
しっかりしたキーボードを採用たデタッチャブル型の2-in-1製品で、マグネット式で簡単にキーボードと本体部分を取り外せます。
キーボードはしっかりとしたストロークがある物で、2-in-1とかタブレットでもガッツリとキーボード入力をしたい方にはうってつけの製品です。どっかのWindows 2-in-1製品では、結局キーボードをつけっぱなしで使っている人がほとんどです。下手に選んで、ちゃんとしたキーボード付きモデルを選んでおけばよかったとならないように、こんなちゃんとしたキーボードモデルもチェックしておきましょう。
この製品は、32bitでAtom Z3736F、メモリが2GBなのでスペックは高くはありませんが、一般のネット利用やOfficeソフト利用では問題なく利用できます。バッテリー駆動時間は12時間なので十分でしょう。
なによりも、前述したUSB Type-Cの採用が先端機能としての売りとなります。
USB 3.1には対応しておらず、USB規格としてはUSB 2.0の対応になります。電源供給用に専用の電源ポートなどは存在せず、USB Type-C経由の汎用性が高い物となります。
Type-C以外にも、通常サイズのUSBポートも用意されており、他の機器との互換性も問題ありません。
まだ、Type-C機器はほとんどありませんが、今後の普及を考ると、これからはType-C対応機器しか買いたくないと思っている方にはちょうどいい製品になるかもしれません。
価格が安い点も魅力です。ダイレクト販売では5万円弱、Office付きの店頭モデルでも6.5万円くらいになるようです。