ようやく本格的に日本でも音楽ストリーミングサービスが始まりましたね。
いくつかのサービスがある中で、個人的にはすでにパソコンで管理しているライブラリーと統合して利用できるApple Musicは最も便利です。
まだ使い始めて1週間ほどのApple Musicですが、いくつかの不都合的な事もわかってきました。
曲の再生が始まるまで遅い
ストリーミングでネット上のデータをバッファに読み込んでから再生が始まるので仕方ないのですが、再生が始まるまで数秒かかります。今までローカルにあった物は一瞬で始まっていたので、不都合ではないですが使い勝手があまりよろしくありません。
複雑なプレイリストが反映されない
私の場合、iTunesにあるプレイリストを作った上で、さらに一定の条件に合致したプレイリストを作ったりしていました。このような複雑なプレイリストはクラウド上のプレイリストには反映できないようです。
将来のアップデートで対応してもらいたい物です。
曲の長さが2時間もしくはAAC 256kbpsで200MBという制限がある
普通の音楽ファイルで2時間もある物はほとんどありませんが、自分で録音したままのファイルなどはこんなファイルがいくつか存在しています。
iTunesでそんなファイルを管理していても、クラウド上に反映されません。
長さや容量に制限があるので新しく分割しておいてみるが重複になったりする
上の制限のため、1つのファイルの長さを1時間程度に分割してiTunesに保存したりします。とりあえずOS XのQuickTimeでTrimしてiTunesに直接Exportしたりしますが、そのままやるとUntitledという同じ名前のファイルが大量に追加されます。
iTunesで取り込んでからファイル名を編集しようとすると、ファイルが重複とされたりして、うまくCloudにアップロード出来なかったり、編集したはずのファイル名が後で勝手に変わったりします。
連続で同じくらいの長さの同じ名称のファイルを次々にアップロードする事での不都合のようです。
仕方ないので、AudioファイルとしてExportした物をiTunesに取り込むか、それぞれ違うファイル名にした物をアップロードするのが正解な用です。
始めに同期する際大量にアップロードする
Apple Musicは邦楽はほとんどありませんが、洋楽は結構豊富に用意されています。
Apple Musicに無く、ローカルのライブラリにある曲は、Cloud上に自動的にアップロードされます。私のローカルのライブラリは13,000曲程ありますが、60GBほどアップロードしたようなので7,000曲前後をアップロードした計算になるようです。
その中にはApple Musicにないらしい邦楽もありますが、洋楽でRemasterでは無いものをアップロードしたり、一件無駄に重複アップロードしているようにも見えます。
いくらアップロードしても無料なのでいいのですが、こんなに大量にアップロードするためには、ネットワーク環境がしっかりしている必要がありますね。
私の場合は光回線なのでいいのですが、貧弱な回線しか無く、大量にアップロードしそうな方はご注意ください。
あえて重複して管理していた物が余計なお世話になる
CDは、同じは名前でも日本版と、海外版で微妙に曲構成が違っていたりすることがあります。そんなCDはなるべくどちらか1枚しか買わないようにしていますが、うっかり重複して買ってしまうことがあります。
それぞれ違うCDなので、せっかく買ってもったいないからということで、iTunesには重複しているけど、それぞれ別個に取り込んだりしていました。
これがApple Musicと同期することで、重複だといちいち進言してくれるようになります。余計なお世話なので、そんなことは無視してクラウド上にアップロードしておいてもらいたい物です。
ジャケットの管理がおかしくなる
ローカルにある楽曲のジャケット画像は自分でうまいこと管理しているつもりでしたが、Apple Music上にあるとおかしくなります。
代表的なのが8cmシングル時代の細長いジャケットで、かったり縦横比を変えたものが表示されたりします。
他にもいろいろ
他にもいろいろありますが、月に1000円払えばほとんど聞き放題というサービスは最高でしかありません。邦楽が少なすぎると言う大問題を除いて。
カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
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