ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

ウナギが絶滅しかかっている(らしい)のになんで食べてるの

ウナギについては絶滅危惧種に指定され、いろいろと報道もされていますが、水産庁の資料をいろいろと見てみてウナギの量についてわかるのは。

ニホンウナギの資源状態は不明だが、漁獲統計から減少傾向にあるようだ。

ということくらいのようです。

水産庁/ホーム

数十年単位の漁獲統計を見ると、ここ30年ほどで極端に減少していますが、それ以前の統計にはシラスウナギだけではなく、少し大きいクロコウナギが入っている可能性もあるらしいですね。

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このため、長期統計をみてここ30年ほどで極端に減少しているという見方は正確ではないような気もします。

ここ30年ほどの漁獲量統計はシラスウナギだけらしいですが、これを見ても、減っているのかどうかはよくわからない統計ですね。

実際に漁獲量自体は減っているらしいので、いろいろと対策は始まったようですが、まだその結果は出ていないようです。

そんなことはともかく、絶滅しかかっているのが事実ならば、消費者としては食べなければいいのではと思います。

そもそもウナギは高いので、以前食べたのが何年前かわからないくらい食べていない筆者のような方も多いと思いますが、世間を見回すと本当に絶滅危惧種なのか信じられないくらいに普通に流通していますね。

鯨とは大違いです。

絶滅危惧種なら食べなければいいのに。

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