Microsoftは事実上32bit版Windowsを殺すのかと思ったら生かした話

Microsoftは自社のゲームソフトMinecraft(2014年9月に買収)のWindows 10 Edition Betaの提供を開始しました。

WindowsやMac版のMinecraftはJava版が提供されていましたが、他のデバイス同様に専用のアプリで提供されるようです。

筆者もいつも持ち歩いているWindows タブレットでこのWindows 10 Editionを遊ぼうとしました。しかし、なぜかインストール出来ません。原因は、性能が比較的低いWindows 10タブレットは32bit版Windowsがインストールされており、Minecraft Windows 10 Editionは64bit版だったからです。

そうなんですMincraft Windows 10 Edition Betaは64bit版しか提供されなかったのです。

こうなったら、マイクロソフトはキラーソフトであるMinecraftで32bitに対応させずに事実上32bit版OSを世の中から消し去ろうとしているのかと思える対応です。

そんなこともあり、いろんな人に32bit版はもうダメですねなどと言っていたら、32bit版のMinecraftも追加で提供されました。

早とちりで32bit版は消えゆく運命ということを言いふらしてしまいましたが、他のOSの状況を見ても32bit版は消えゆく運命にありそうです。実際数年後にはWindows タブレットでも32bit版OSというのは採用されなくなるのではないでしょうか。

今後、32bit版OSはIoT向け等のそれほど性能を必要としない製品でしか残らない事も考えられます。