キヤノンが2億5千万画素のCMOSセンサーを開発したと発表しました。
キヤノンは映像系イベントで高画素なセンサーと高感度なセンサーを将来技術として出展していましたが、今回は2億5千万画素のCMOSセンサーの発表となります。
この画素数は19580×12600で、各方向で現在主流のカメラの5倍から6倍の解像度となります。
NHKを中心に2020年までの実用化を目指している8Kの映像で必要になる解像度は7680×4320なので、8Kの縦横の解像度では2倍以上ある計算になります。
つまり、このセンサーで動画を撮影できれば、8Kの先の16Kの映像を撮影できると言うことです。
16Kでの解像度は15360×8640で1億3千万画素必要ですが、これも上回っていることになります。
動画の場合は1秒間に30コマとか60コマ撮影する必要がありますが、キヤノンが開発したセンサーでは1秒間に5コマが限界と言うことなので、このあたりの開発の余地はありますが、現時点のセンサー技術で、まだ実用化していない8Kの先の撮影が出来るとなると、将来どんな活用されるのかと思うとワクワクしてきますね。
実質、映画でも現状の4K程度の画質で十分と思っている人がほとんどでしょうが、映画などが8Kになったら解像度を気にする人はいなくなるかもしれません。
さらにその先の解像度が実現するようになると、ズームとかの従来の概念が必要なくなったり、いろいろと変わってくるのでしょうか。
さらに、現実的なところで8Kについてはまだプロ向けでも製品がほとんど出ていませんが、これに対応するカメラ等の開発が本格化しているようですね。
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