Googleの#TCsummitでは、FacebookのInstagramの利用を推奨していたり、最近始まったサポートのHelp on Socialという仕組みではTwitterを利用したり、Googleだからと言ってもGoogle系のサービスに限るというようなことはしていません。
要するに、他でよく利用されているサービスがあるのなら、そっちも活用してこのイベントをアピールしようみたいなところがあるようです。
このあたりのSNSの活用はアメリカでは日本以上に盛んです。例えばFoursquareのSwarmではチェックインするとクーポンが発行されたりするので、様々なサービスをチェックしてみるといいでしょう。
これらのサービスを実際に使っていて驚くのは、例えばSwarmでのチェックインをTwitterにShareすると、それをみつけた関係者がFavoすることもよくある点です。
関係者と言っても代表アカウントとかの専門業者がやったのではなく、その組織のマネージメント層と思われる人が個人でやっていたりして逆に恐縮してしまいます。(もしかしたらどっかに委託しているとも限りませんが)
もちろん、日本と同様にSNSを利用していない人も多くいますが、今後この活用はさらに進んでいくでしょう。
昔はインターネットを使う人と使わない人の情報格差が叫ばれていましたが、今ではどのSNSをどう使うかによって情報格差が広がりそうです。
SNSのサービス毎の普及度は国毎に異なりますが、それぞれのサービスやユーザーに合わせてサービスを拡充しているようです。
日本ではLINEでニュースを読めるようなり、サービスを拡充しているようですが、このあたりの活用はまだ序の口と言えるでしょう。
例えば、欧米の若者に人気のSnapchatは、自社のサービスとほぼ同じような映像を使ったメディアとなっています。こちらでは、より楽しみながら様々な情報を知る機会を得られるようになっています。
少なくとも、国や地域毎に普及しているサービスに違いがある事くらいは分かっておく必要があるでしょう。
日本人の多くは日本以外の事をよくわかっていない事が多いようです。TC Summitの特にアジアからの参加者は、Google製品のエキスパートということもあるのでしょうが、自国だけではなく海外のサービスについても詳しい人が多かったです。
そんなことも考えるきっかけになったTC Summitでした。