知り合いにとんでもなくマヌケな人がいます。
いろいろなエピソードがありますが、とにかくびっくりするくらいにマヌケな人で、話を聞く度に驚くことがたくさん出てきます。
例えば「昨日の春の甲子園での野球は感動したから、今度のゴールデンウィークに甲子園に高校野球の応援に行こう」とか言ってくる人です。
その人から電話がありました。
「iPhoneのパスワードが分からなくなった。秘密の質問も答えられない」
もうあきらめるしかないねと答えてほったらかして数ヶ月、また電話がかかってきました。
「秘密の質問は答えられたが、昔買った音楽をどうにかしたい」
これ自体はそんなに難しくないはずなのですが、登録していたキャリアメールのキャリアを解約したり、iPhone自体の通信契約も止めたとか通常の手段では復旧できない状況になりました。
聞くとAppleのサポートには何度も問い合わせ、Appleからもサポートしようと何も連絡があるようですが、マヌケなのでどうしたらいいか分からなく、Appleも手の施しようがないようです。ここまで数ヶ月かかってます。
そこで、ネタとして面白そうなので、うまくいくように手助けをすべく、本人から直接ヒヤリングし、Appleのサポートに最終目的を伝えたら、それを実現するための手段と出来ない事がわかりました。
そこから妥協点を見いだして、本人とAppleのサポートに最低限の事だけ伝え、あとはの本人の努力とAppleサポートの力添えにまかせてみました。
マヌケなので、いろいろな理由でそれから数日かかりましたが、それでもこれまで数ヶ月かかっていたことが数日で解決してしまいました。
どれだけマヌケなのかの全貌はプライバシーの問題からなかなか書けませんが、あんなすっとこどっこいでもちょっとした手助けと、Appleの手厚いサポートで問題が解決してしまったことには感心するしかないです。
最近のスマートフォンもパソコンも、アカウントだなんだで操作が複雑になっています。使い方がわからない人は一定数存在するでしょう。そんな人が一番最初に助けを求めるのは知り合いの詳しそうな人です。
今のところ、Appleのサポート以外に製品、サービス、販売、故障対応等のトータルの一貫したサービスを提供している所はありません。
私の知り合いのマヌケな人の場合でも、多少の手助けさえあれば、Appleの手厚いサポートで何とかしてもらえたので、この人は危なそうだと思ったら、少なくとも私はApple製品を延長保証付きでの購入しかすすめません。
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