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ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

2016年春モデルPCの東芝と富士通製品は今回も元気に発表

NECに続き、富士通東芝がPCの新製品、年度末商戦用のいわゆるパソコンの春モデルを発表しました。

富士通東芝のPC部門は統合するとも言われています。統合が必要になるのはグローバルな競争力維持のためで、複数社が統合し競争力を高めて生き残るためです。今回の国内家庭向けモデルは基本的にグローバルなPC市場には提供されないため、これらの製品だけをみても今後は一切わかりません。

現状、富士通東芝のPCは国内市場で2位と3位にありますが、グローバルで見ると順位がつかないその他くらいの位置にいます。若干東芝の方がシェアは高いですが。

この日本独自市場の中で、個人向け市場が特に強いのがNEC富士通東芝です。企業ではなく個人が好みそうな色やデザイン、プリインストールソフト、サポート体制含めた総合的な商品を提供しています。

グローバルマーケットで強い、レノボ、HP、DELLも日本の個人向け市場に国内他社とコンセプトを同じようにする製品を投入していますが、国内家庭向けPC程の商品は提供できていません。

逆に言えば、プリインストールソフトや充実したサポートが必要なければ、それらがあまり入っていないNEC富士通東芝以外の製品から選べば良いです。そっちの方が安いですし。

しかし、グローバルマーケットで強い各社も、国内のブランド、販売網のなかでは、国内PC各社にかなり負けている状況です。 

実際、必要ないのが入っていると文句を言いつつ、なんだかんだで国内各社の製品から選んでいる人が少なくないのも現状でしょう。分からないから安心できるメーカーの製品を選んでいるという人も少なくないと思いますが。

この国内各社の家庭向けPCはほとんどの場合、海外では製品を展開されていません。このため、各社の海外事業をどうしようが、国内向け製品には大きな影響が出ません。もちろん、販売数量の絶対値が減ることでのコスト面の問題等もありますが、それほど大きい問題でも無いかもしれません。

ということで、これからも当面は富士通東芝製品は、少なくとも国内では安心して買えると言えます。各社のPC事業がどんな形であれ続くのであれば。