ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

アナログテレビ空き地再利用 NOTTV失敗後、i-dioがスタート

アナログテレビ放送が終了し約5年、その後にスタートしたNOTTVは失敗し、2016年6月にサービスを終了します。

このNOTTVは、旧アナログテレビ放送の10chから12chに相当する207.5MHzから222MHzを使っていました。VHFの高い方の周波数のためV-Highとも言われています。

一方で、VHFの低い方の周波数V-Lowを使った旧アナログテレビ放送の跡地利用が2016年3月から始まります。

旧アナログテレビ放送の2chから3chに相当する99MHzから108MHzを使った新しいサービスで、V-LOWマルチメディア放送と今までは言われていました。

このサービス名は「i-dio」となることが2015年10月に発表されています。発表当時も今も一般の認知度はほぼゼロでしょう。

www.i-dio.jp

i-dioはアイディオと読みます。

NOTTVが全国向けのテレビ放送の進化版のようなものでしたが、i-dioは地域毎のFMラジオの進化版のような様な物になるようです。

当然ながらNOTTVと同様に受信用の端末が必要になります。

しかし、NOTTVは事実上ドコモのユーザーがスマートフォンを買い換えるしか受信手段がなかったのに比べ、ラジオを1つ買い足すくらいの感じで受信端末は入手できるようになるようです。

放送自体は無料なので、チューナーさえあれば従来のFMラジオよりも高音質で楽しめ、画像の表示も出来るようです。

NOTTVが失敗し、その跡地がどうなるのかは未定ですが、このi-dioの方はうまくいくのでしょうか。2016年3月は東京、大阪、福岡でサービスを開始し、数年かけてサービスを全国に展開していくようです。

私はモニター募集しているi-dio Wi-Fiチューナーの応募自体が面倒なので、この時点で…。 

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