政府から通信料を安くしろと言われ、2016年に出そろった日本の大手携帯キャリア各社の低価格プランがこちらです。
キャリア | 料金 | 通信量 | 通話その他 |
NTTドコモ | 家族3人で 1人あたり4500円 |
家族で5GB共有 | 5分以内無料 |
KDDI/au | 4900円 | 1GB | 5分以内無料 |
ソフトバンク | 4900円 | 1GB | 5分以内無料 |
まさに横並びと言えるでしょう。
一方でいわゆる格安SIMと呼ばれているサービスは通話料の割引はありませんが、データ通信3GBで2,000円以下で提供されてます。
例えばOCNモバイルONEは1,800円、楽天モバイルは1,600円、IIJmioは1,600円。
などと、税込でも2,000円以下でサービスが提供されています、どちらもNTT DoCoMoの回線を間借りしているので通信は基本的にドコモと同一となります。
格安SIMにすることで使えなくなるサービスもいくつかありますが、基本的になくても問題ない事が多いです。
例えば電子メールですが、過去の経緯はともかく、世界で見てもなぜ日本の携帯キャリアがメールサービスを提供しているのかが意味不明なサービスの一つです。
当然ながらこのキャリアが提供するメールサービスは必要ありません。
サービスがなくなって困る事の一番大きな部分は、強いて言えば、街中の店頭でのサービスがないことくらいでしょうか。
これも一部では実店舗を置いて対応しつつあり、電話会社に聞かないとよくわからない人でもサポートを受けながら利用できるようになり始めました。
この料金差がある限り、いわゆる格安SIMのシェアは今後かなり上昇するのは確実でしょう。
当然ながら、1GBで4900円などというプランに加入する方は、通話の利用が異様に多いとかの特殊条件でも無ければ、値段だけで入る人はほぼおらず、マヌケな人だけが加入するのではないかと思います。