ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

Miitomoはおしゃべり大好き民族に大受け

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任天堂初のMiitomoのアプリは、日本が先行し、国際的な展開も始まり300万ダウンロードを突破したそうです。

遊んでいると、データのロードが遅いとか文句を言いたいこともありますが、友人が増えるほど遊ぶ時間が長くなって、面白さがわかってきます。

遊んでいる中で、外国人の知り合いも参加してきたので、その様子を見ていると、日本よりも日が浅いにのに、かなり活発にやりとりをしていることが分かります。

例えばアメリカ人はいろいろな民族が集まっていますが、ひとくくりに言うと、おしゃべり大好き民族と個人的には思っています。

日本でもスーパーの通路を占領しておしゃべりにいそしむような人種がいますが、アメリカ人はどの人種でも性別でも、基本同じようにどこでもおしゃべりを楽しんでいます。

そのおしゃべりの内容も、こんなところでそんな話するかねという身近にあったこと、家族や友人に関するどうでも良いことがほとんどです。

例えばLA Timesに私の写真に載っていたことが、知り合い全員に一瞬で広まりましたが、こんなどうでも良いことはネタとしては最高なのですぐにおしゃべりパワーで広まってしまいます。

日本だけの認知では海外では存在しないのと同じ - ITライター上倉賢のAll About

いままでは、実際に合うか、SMSとかのメッセージングアプリやSnapchatだとかを使ってコミュニケーションしていました。

これらの従来の環境の場合、何らかの共通の話題がなければいくらおしゃべりが好きでも永遠に会話が続くわけでもありません。

Miitomoは、アバターが勝手に何かをどんどん聞いてくるので、それにいくつか答えるだけでおしゃべりのきっかけとなってしまします。

つまり、毎日数回答えて、友人の回答をみるだけで、結果的に永遠におしゃべりが続いてしまうわけです。

さらに面白いのは、各言語で提供されている質問は基本的に全て共通と言うことです。

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例えば上の画像では周りで流行っていることですが、「猫のどんなところが好きか」みたいな質問を各ユーザーの言語で聞いているので、日本語の友人の中に英語圏の友人がいるような環境でも全て同一の質問への答えとして認識できます。

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答える言語は利用している言語が基本ですが、複数言語の友人がいる場合は複数言語で答えれば、言語を超えてコミュニケーションも出来ます。

日本だけだとどうかなと思っていましたが、外国では何かのきっかけで急速に普及する可能性もあるでしょう。

任天堂 “驚き”を生む方程式

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