マイクロソフトはWindowsユーザーを最新のWindows 10に移行させようと様々な施策を進めています。
移行することで、最新のOSでセキュリティが強化され、常に最新版を安心して利用出来る。
なんかが公式で表だってユーザーに伝えている移行する理由になっています。
通常1万円以上するアップデートが、無料で出来ます。消費者としては、お得に最新環境になるのが最大のポイントとも言えるでしょう。
アップデートで不安になる、ソフトウェアや周辺機器の互換性もしっかりチェックしており、日本での環境も十分対応しているので、ほぼ問題ありません。
という事になっています。
実際にこの通りですが、実際のアップデート理由は他の所にもあります。
Windows 10へ移行させたい本当の理由
今後、OSは従来のWindowsのように何年も同じ製品が使われ続けることはなくなります。短期間で新機能が続々と追加されます。実際にWindows 10の場合、半年に一度程度大きめの機能強化がされています。
これをマイクロソフトは「Windows as a Service」としています。
実際、macOS、iOS、Android、Chrome OSなど、他社のOSはこれを先行し、頻繁なアップデートを繰り返しています。
各社のサービスは自社のOS上で最高のパフォーマンスが出るようになっていますが、他のプラットフォームでも動作します。
Windowsも同様に、Windows 10でマイクロソフトが提供する最新のサービスを提供する土台にしようとしています。
それでいて他社のプラットフォームでも動作できるようにもします。
その中心となるクライアントOSがWindows 10です。
このWindows 10を使ってもらうことで、マイクロソフトの最新のサービスを利用してもらいたいわけです。
例えば、音声認識も出来るCortanaは各種アシスト機能が提供されます。天気、カレンダーみたいなお役立ち機能から、お遊び機能まで、AppleのSiriやGoogleの同等機能と同様に利用出来ます。
このCortanaはWindows 10上でサービスされます。
Cortanaで今日のスケジュールを聞いたときに、ユーザーの予定だけでなく、メール、天気、地図等の情報があればより適切なアシストをすることが出来ます。そのためには、関連の各種サービス、メールやスケジュールならOutlook等を利用してもらうことが理想となります。
このようにWindows 10を使う事でマイクロソフトのサービスがより有効活用出来るようになります。これにより利用者が増えれば最終的にはマイクロソフトの利益にもつながります。
つまり
という事になります。