ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

サポート期間が長いOSは実質Windowsのみ

マイクロソフトWindowsはサポート期限をかなり以前からはっきりと表明しています。このWindowsはデスクトップOSに分類されますが、他のUNIX系デスクトップOSもサポート期限をはっきりとさせている場合がほとんどです。

windows.microsoft.com

一方で、サポート期間を特に表明していないOSも多いです。

一般によく利用されているOSにAndroidiOSがあります。GoogleAppleが提供しているOSですが、サポート期間を事前に表明していません。

実質的には、1つ前くらいの版は多少サポートする物の、重大な脆弱性が発見されなければ、古いOSのサポートは終了されます。

Windowsの場合、提供から10年という長期のサポート期間を設けていますが、他のOSは実質的に3年程度でしょうか。

iOSの場合

iPhoneiPadで使われているiOSの場合、Appleがハードウェアと共に提供しています。

ハードウェアが古くなり、新OSに対応できなくなる、ハードウェアの発売から4年から5年程度でハードウェアの寿命も終わると考えても差し支えありません。

Androidの場合

AndroidGoogleがOSを提供し、Googleから提供されるハードウェアもありますが、他社からAndroidを採用するハードウェアもあります。

Googleの場合、ハードウェアのセキュリティパッチの提供期間は最大で3年としています。

support.google.com

OSのアップデートは2年間提供されますが、Androidの利用可能期間は3年とも考えられます。

しかし、他社から提供されるAndroidバイスが、どこまでOSのアップデートやセキュリティパッチが提供されるかはわかりません。

最悪の場合、半年や1年程度で実質終わってしまうこともあり得ます。

一般的に新しく購入したデバイスはなるべく長く使いたいと思っていると思います。購入する際は、その製品を安心して使える期間が2年以上ある製品を選ぶのがいいのでは内でしょうか。