日本マイクロソフトのSurfaceシリーズが値下げされました。さらに、企業や学生向けにキャンペーンも行われ、従来価格と比べると5万円ほどお得に買える例もあるようです。
個人的にSurfaceシリーズ登場時から文句があるのが、大容量ストレージオプションは足下を見てバカ高い価格設定になっている点です。
大容量ストレージオプションがあるだけでも嬉しいのですが、価格設定が問題なのです。
筆者のように、大容量はいい事だと考えている方は、ちょっと高いくらいなら大容量の方を選ぶのですが、このちょっと高い度を超えているのがSurfaceシリーズです。
こちらが改訂後の価格になります。
Core i5 8GB 256GB 256,824円
Core i7 8GB 256GB 273,024円
Core i7 16GB 512GB 354,384円
Core i7 16GB 1TB 410,184円
ストレージだけでみると、512GBから1TBへの差額は55,800円。
Core i5 8GB 256GB 172,584円
Core i7 8GB 256GB 231,984円
Core i7 16GB 256GB 258,984円
Core i7 16GB 512GB 312,984円
Core i7 16GB 1TB 377,784円
256GBから512GBは54,000円。
512GBから1TBは64,800円。
ちょっとしたスマートフォンやタブレットが買える程の差額です。
Core m3 8GB 256GB 148,800円
Core m5 8GB 512GB 184,800円
256GBから512GBは36000円。(Core m3からm5も含む)
Appleくらいの差額なら頑張って買おうかなという気にもなりますが、マイクロソフトの差額では買う気になりません。
このストレージの自体のコストが市場でどうなっているのかを見てみましょう。
Intel 540s M.2 1TB 秋葉原価格 4万円程度
薄型軽量のハイエンドパソコンに使われているSSDはM.2という物がほとんどですが、容量その他で価格が異なる物の、1TBでも4万円程度で販売されています。
秋葉原では250から500GB程度の容量が最も人気のようですが、価格は2万円から5万円程度です。
つまり差額を考えても512GBから1TBなら、部材自体のコストだけを考えると3万円程度が差額としてはいいところです。
つまり、差額としてはどこの会社もかなり足下を見ているということになりますが、マイクロソフトはかなりのもんだということです。
Windowsの2-in-1が欲しければ、DELL、ASUS、Lenovo、Acer、HP、TOSHIBAなど選択肢はいくらでもあるので、そっちを買えばいいだけですけどね。