アメリカを中心に各地で展開しているカーシェアリングサービスのZipcarがあります。
レンタカーを使うよりもお得に利用出来ることがあるので、定期的にアメリカに訪れている方には注目のサービスです。
しかし、利用には事前の登録が必須で、現地で使おうと思ってもすぐに利用する事は出来ません。
Zipcarは外国人に説明不足
Zipcarの各種説明は主にアメリカ人がアメリカで利用する事を想定して書かれています。海外のユーザーが現地で使うことはほぼ想定されていません。
事前に読める説明も、手続き上で出てくる情報も外国人向けには書かれていません。
説明不足だけならまだいいのですが、間違った情報が送られてくるので、それを信じていると申し込みがいつになっても終わりません。
Zipcarの申し込みは最低でも1週間必要
Zipcarを日本人が登録するには、特に説明に書かれていませんが、日本の無事故証明書が必要になるようです。もしかしたら必要ないのかも知れませんが、そこも含めて不明です。多分必要なのでしょう。
書類を送付する際に、書かれていなくても英文付きの無事故証明書を勝手に添付することが必要になるようです。
この無事故証明書は交通安全センターが発行しており、郵送でしか得られないので、少なくとも1週間は必要となります。
海外に短期滞在しているような場合は、この証明書の取得が難しくなりますので、日本での取得がおすすめです。
Zipcardが日本に届かない
Zipcarを使うには、Zipcardという車の鍵にもなるSuicaのような非接触カードが必要になります。
申し込みが認められると「送りました」というメッセージが届きます。
日本人の場合は支払いのクレジットカードを日本で発行された物にすると思います。当然ながらクレジットカードの登録住所は日本になります。
しかし、Zipcarはアメリカで発行されたクレジットカードの住所にしかZipcardを送りません。
つまり、「送った」というメッセージが来ていても、いつになっても日本にはZipcardは届かないです。
Zipcardは自分で取りに行く必要がある
日本人がZipcardを受け取るには、Zipcardのオフィスに取りに行く必要があります。
アメリカに行く際、Zipcardのオフィスに近い都市に行く場合はいいのですが、オフィスが無い地域にしか行かない場合はZipcardを受け取ることが出来ません。
つまり、Zipcarはいつになっても使えない場合もあると言うことです。
Zipcarを使う場合は、近々Zipcarのオフィス近くに行く時に合わせて申し込みましょう。
実際に受け取るときに、身分証明書等も必要になりますので、忘れないようにしましょう。
Zipcarのアプリが日本で提供されていない
ZipcarのアプリはAndroidとiOS用に用意されていますが、日本のiOS App Storeには提供されていません。つまり、日本のユーザーがiPhoneでアプリから予約するのは難しく、Web版からやるしかないです。
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