Googleの旅行関連アプリGoogle Tripsが正式にリリースされました。
このアプリは旅行に行くときに、インターネットならTripAdvisorみたいなサイトで情報収集する方に便利なアプリです。
筆者は正式公開前から利用していましたが、正式版は人に勧められるアプリに仕上がったと思います。
Google Tripsの基本的な機能
最近のGoogleはGmailに送られてくる旅行の日程情報からGoogleカレンダーに自動追加したり、Googleカレンダーに情報を表示します。
このアプリも自分で日程を入力しなくても、航空券の情報などから勝手に用意されます。
TripAdvisorはサイトに見に行くか、検索などをして情報を探さないと行けませんが、Google Tripsの場合は、アプリなら立ち上げるだけで、勝手に行く先に関する情報がまとめられています。自分で集めなくても、アプリ無いに自分用のTripAdvisorの情報がまとめられているわけです。
例えば有名観光地、有名レストランのような一般の旅行情報で紹介されている物はほぼ網羅されています。
それ以外にも地元の人に人気の場所、歴史的な場所などカテゴリー毎におすすめが表示されます。人気の場所はもう飽きて、一般のガイドブックは役に立たないという人にもお勧めできます。
さらに、海外旅行などで重要となりますが、データを事前にダウンロードしておけるので、通信を切っていても情報がわかります。
Google Tripsが向いている人
一般の旅行情報サイトから旅先の情報を集めようとしていた人全員です。
また、旅行のガイドブックを買っていたような人も、場合によっては不要になるでしょう。
有名観光地だけではなく、地元、歴史などのカテゴリー毎にもおすすめ場所が多数掲載されます。いつも行っている観光地でも、これはよく知らないというのが発見しやすくなります。
Google Tripsが向いてない人
誰も行ったことのないような、地元の人でもほとんど知られてない、ネットに情報が無いような所に行きたい人には向いてません。
ネット上に情報がある物からまとめられるので、検索しても見つからない、自分で開拓するんだという方は、自分の足で調べていくしかないでしょう。
また、日本の場合は、一般のガイドブックに日本人観光客向けのお土産情報が充実していたりします。わかりやすい写真付きで掲載されているので、そこに載っている物を買いたい場合は一般のガイドブックを選んだ方がいいでしょう。
さらに言うと、Googleは個人情報を収集する悪の枢軸だと思っている人にも使いにくい物だと思います。