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ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

USB Type-Cによる電源供給は2017年頃から本格普及か

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USB Type-Cによる電源供給は、2015年のApple MacBookから始まりました。その後、ゆっくりと対応製品が出始め、2016年後半に投入される主要AndroidスマートフォンはほぼすべてType-C対応になります。

CEATEC 2016のデバイスメーカーの状況を見る限り、この流れは各製品に拡大し2017年頃には複数の製品で利用されるようになりそうです。

USBでの電源供給に関する規格はUSB Power Delivery Specification Revision 3.0が2016年3月に発行されています。

ここで重要になるのが、Type-Cなら何でも充電できるようになるというのは間違いだと言うことです。

そもそもType-Cなら何でも給電・充電できるわけではない

USB Type-CはUSBにおけるコネクタの形状に関する規格で、このType-Cなら何でもかんでも充電できるようになるわけではありません。

これとは別にPower Deliveryの規格、USBが元々持っている電源供給の規格があります。つまり、どのUSBコネクタが何に対応しているかは、みただけではわからないということです。

単純にコネクタの形状が何かだから、何かに対応しているというわけでは無いと言うことです。

また給電側と充電側で機能も異なります。

給電できるのはホストになっている物のみで、それに接続したデバイスに給電する仕組みです。

USBの通信機能に、給電する機能しか持たないコネクタは給電専用、充電のみなら充電専用になります。場合によっては両方の機能も持つこともあります。

これが、どうなっているのかは機器ごとに異なるのでわかりません。

消費者にとっては、各メーカーが出す、何に対応しているかという情報だけが頼りとなります。

粗悪品防止の仕組み

また、充電もPower Delivery 3.0でより安定し、粗悪品防止の仕組みも加わっています。

給電時にやりとりする電圧等の通信内容を暗号化し、勝手に互換品が作られないようなっています。これによって、コピー製品や粗悪品が安易に出回らないようになりました。

Type-C登場直後は粗悪ケーブルが多数出回り、充電や通信がありましたが、今後は粗悪ケーブルが撲滅される方向にあります。