今後、シェアリングエコノミーがますます発達することになるでしょう。
今のところ各シェアリングエコノミーでは、Uberでのドライバー評価、Airbnbでの宿の評価、利用者の評価あたりしか、人の評価は活用されていません。
この各ユーザー情報が、過去のあらゆるネット上での公開情報とリンクされるようになるとどうでしょうか。
例えば、マクドナルドでクーポンを使う人は吐き気を催す人がいたら、マクドナルドの愛好者、クーポンを使うはこの人と距離を持ちたいと思うでしょう。仮にこの人が提供しているなにかは避けるでしょうし、何か使おうとしても許可されなくなることが予想されます。
Airbnbなら、過去に落書きした経歴がわかれば、家に落書きされてしまう可能性を考慮して断ることも出来るでしょう。
Uberだと相乗りのUber Poolがあり、酔いやすい人を避けるようになるかも知れません。特定の思想を持っている人は乗せたくない、乗りたくない、同情したくないということが高度に発達すると出来るようになるかも知れません。
他にも、Uberでしたちょっとした会話を共有され、特定の思想の持ち主だとされる可能性もあり得ます。
このようなネガティブ情報が共有されるようになれば、ネットの公開場所には一切情報を公開しなくなるかも知れません。
情報が無いと人物像がわからないので、ある程度の情報を公開するとしても、聖人君子のようなデータしかないと逆に怪しまれてしまいかねません。
ネット上の情報はどこまで公開すべきかは悩ましい問題になっていくでしょう。
ズッコケ情報公開(秘)ファイル (新・こども文学館 (55))
- 作者: 那須正幹,前川かずお,高橋信也,前川澄枝
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る