このブログでは何度も書いていますが、Googleヘルプフォーラムで活動していると、Googleから、トップレベルユーザープログラムへの参加を打診されます。
まずは、注目ユーザー(Rising Star)から、その後、トップレベルユーザー(Top Contributor)になります。
最近はその上のユーザープログラムも作られつつあり、このプログラムは進化し続けているようです。
今回、日本語のYouTubeヘルプフォーラムでのトップレベルユーザーに、2016年12月付で私を含めて3名がなりました。それぞれ注目ユーザーからのレベルアップで、海外の言語ではそれぞれ数人いましたが、日本でようやく登場したトップレベルユーザーとなります。
ところで、GoogleとYouTubeは実質同じ会社ですが、このユーザーヘルプ系のプログラムは若干異なります。
GoogleのトップレベルユーザープログラムとYouTube Heroes
Googleのプロダクトフォーラムをベースとするトップレベルユーザープログラムは、開始されてからかなりの年月が経ちます。
それとは別にYouTube Heroesという仕組みが先日開始されました。
このYouTube Heroesは、YouTube内だけのプログラムです。
YouTubeのクリエイターや視聴者など、すべてのYouTubeユーザーをヘルプしている人が参加できるプログラムです。
具体的にどんな活動が認められるかというと、
- YouTubeヘルプフォーラムでの活動
- YouTube HeroというYouTubeやGoogleプロダクトのヘルプ動画を作ってる人
- YouTube Creator Communtiyで積極的に活動している人
- 動画に字幕をつけている人
- 不適切な動画を報告している人
- YouTubeクリエイター向けのイベントを主催しているAmbassador
なんかがあります。
Googleのトップレベルユーザープログラムが、プロダクトフォーラムが基本なのとは異なり、YouTubeに限られますが、様々な活動から認められるようになっています。
その両方にまたいでいるのが、YouTubeヘルプフォーラムでの活動となります。
YouTube Heroesになるといいこと
YouTubeヘルプフォーラムの活動をしていると、YouTube HeroesとGoogleトップレベルユーザープログラムの両方に認められることになります。
それぞれに参加することの金銭的な利点は特にありません。
直接的な金銭的な利益はありませんが、ヘルプフォーラムで活動していると、結果的にさまざまな知識を得られます。その得た知識をどう使うかはそれぞれに任されています。
関連したブログを書くのもいいですし、いろいろと発展の可能性はあります。
仮に、直接金銭的な利益を目指しているなら、YouTube Heroでヘルプ動画を作り収益化するのが手っ取り早いでしょう。唯一、金銭的なメリットに近い物ですが、利益が出る動画を作るのは大変ですが。
YouTubeではいろいろな事が出来ますし、様々なイベントもありますが、Heroesになってもそれらでの利点を享受することは出来ません。
例えば、2016年12月後半にYouTube FanFestというイベントがありますが、Heroesで飛び抜けてポイントが高い私ですら普通に応募するしかなく、普通に落選します。
FanFestならクリエイター枠みたいなのがあるらしく(筆者調べ)、上位数百人とかになっていると招待状が届いたそうですが、Heroesにはそんな物は届きません。
YouTubeの他のイベントも、普通に応募するしかありません。YouTube Heroesだから優先して行けますよみたいなのは一切ありませんし、YouTube動画投稿上の利点も特にありません。
他の人を助けながら知識を得たいという人は、参加してみてはいかがかと思います。
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