VMwareは各種仮想化環境を提供していて、セキュアに会社の業務をテレワークで活用できる新しい働き方に関するソリューションを持っている会社だ。
そんな会社の日本法人の社長も、だいぶ日本の働き方に関しては深い意見を持っているようだ。
カナダ出身の社長の名前はジョン・ロバートソン。
こう見ると日本のことを何も知らずに、海外の文化をそのまま持ち込んで会社の製品を売りつけたいだけだろうと思いきや。
実際は海外での勤務経験が無いまま日本に働きに来たカナダ人。
昔は毎日満員電車に揺られ、つきあい残業をして夜遅くまで働くという典型的日本人的な労働に慣れてしまったそうだ。
長時間仕事するのが当たり前、これが仕事という昭和の典型的に日本人的考えに。
それからしばらくし、東南アジアのゼネラルマネージャーとしてシンガポールへ赴任すると、日本とは全く様子が異なっていたという。
9時半を過ぎるとポツポツと出社し、昼になっても半分くらい、それなのに午後4時半になると変える準備をし出す。
日本みたいに仕事をしないからダメだと思っていたら、実際はテクノロジーを使って効率的に仕事をしていたんだという。
会社に来る必要が無かったのだ。もちろん結果は出している。
日本は英語に訳すのが難しい「つきあい残業」までして世界一チームワークが良いし、場合によっては過労死につながったりしているほど、長時間労働が評価されている。
シンガポールで結果が出ていたように、日本もお客様の満足度や結果が評価される文化になれば、テクノロジーを使ってどこでも仕事ができるようにすれば、柔軟な働き方は可能だ。
というのがVMwareの柔軟な働き方に関する社長の話の要旨だ。
詳しくはこちらのビデオをご覧いただきたい。
これはVMwareによるプレスセミナーで語られたことで、関連したテレワークの話題も興味深かったので別のエントリーで紹介したい。
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