東芝は2017年第2四半期決算説明会を2017年11月9日開催しました。
その席上で、パソコン・映像事業は撤退含めた検討をしている事が報道されています。
実際にどのようなことが決算説明会で語られたのかを確認します。
2017年11月9日の夜現在、アナリスト向け説明会の音声が公開されています。
その中の、パソコン・映像事業の説明を確認すると。
パソコンや映像事業は営業ロスを出さない体制を構築中で
「パソコン、映像ともすくなくとも(営業損益)ゼロ以上はキープできるような体質にする、あるいは当社の事業から切り離していく、そういったことを鋭意すすめているところでございます」
ということが語られています。
つまり、撤退を検討しているのではなく、営業損益を(マイナスから)ゼロに出来ないなら、東芝本体からの切り離しも含めて検討しているという方が正しいと思われます。
これは投資家向け説明会なので、メディア向け説明会の内容も公開されたらニュアンスの違いを調べる予定です。
ただ、東芝は各種事業を順次切り離しており、スケールメリットが重要なパソコンや映像事業は今後どうなるかわからないのは確かでしょう。