ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

新元号「令和」発表ライブ配信は何人見ていたのか

2019年5月1日に変わる新元号平成31年4月1日に発表になったが、政府自ら各ライブ配信プラットフォームを活用していた。

YouTubeTwitterなどメジャーな配信プラットフォームを使っていたが、合計何人が見ていたのだろうか。

発表が始まったのは新年度が始まる4月1日、月曜日で、平日の昼11時40分頃。

実際にいくつかのライブ配信で視聴者数を確認してみた。

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発表の瞬間のYouTubeは21万ほど。Twitterも20万台。

YouTubeでは各ニュースチャンネルライブ配信していたが、それぞれ数万程度。

このあたりを合計すると50万くらいの視聴数はあったようだが、FacebookInstagramでの政府からの直接の物、各ニュースなどが独自に配信しているabemaなどを合計しても100万に満たなかったのではと思われる。

その後の録画視聴も含めると再生回数はさらに増えるので、最終的に配信した物を視聴する数はこの数十倍になるのかも知れないが、ライブ配信を利用したのは日本人口の1%に満たないくらいなのが現状のようだ。

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一方でフィジカルメディアの代表、新聞の号外を求める人はこんな感じになっていた。

これは新元号発表から1時間半後程度の新橋駅前の様子。号外を求める人がなぜか車道にまではみ出し、もはやカオスと言えるような状況だった。

各地で号外を求める混乱があったようだが、おそらく合計しても数千人。ライブ配信を視聴していた人の1%にも満たなそうだが、こちらの方が将来も記憶に残ってそうだ。

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