ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

dynabook Tシリーズ 2019年春モデルをみる

東芝の売れ筋ノートパソコンシリーズdynabook Tシリーズが2019年春にフルモデルチェンジしました。

一番売れているノートパソコンは15.4型液晶を搭載した普通のノートパソコンですが、この普通のノートパソコンがフルモデルチェンジして、dynabook T9、T7、T5、T4とdynabook X5が発売になります。

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売れ筋ノートパソコンがフルモデルチェンジ

今回のモデルは全て15.4型のフルHD液晶を搭載し、パソコンとしての基本的な機能は全て搭載している製品です。重量は2.4kg、厚みは23.7mmで厚みは5年くらい前のモデルに比べてだいぶ薄型化していますが重量がそれなりにあるので、あまり持ち運びには向きませんが、室内移動なら問題ないでしょう。

このクラスの製品はどこの会社も今時誰が使っているのかわからない光学ドライブ搭載を搭載しているのが特徴です。海外メーカーの場合は光学ドライブ非搭載モデルも用意していますが、光学メディアでの映画とかが人気のインドあたりも光学ドライブ需要が高いらしいですね。

そんなメディア視聴では画質に加えて、音質も気になるところですが、今回のdynabook Tシリーズはノートパソコンとしてはかなり高い音質です。

音質がさらに向上

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このクラスの製品はより低コストな丸形のバッテリーを使うことが多かったですが、薄型の製品で使われる平形のバッテリーを採用し、スピーカーのサイズ大きさに余裕が出来たからかスピーカー品質が向上しています。

ヒンジの部分に設置されているオンキヨーと共同開発したというDynamic Wide Soundというスピーカーの音を旧モデルと聞き比べるとかなり良くなっています。

東芝製品は従来から比較的音質が高かったですが、今回のモデルもパソコンで動画や音楽視聴などを楽しみたい人は注目ポイントとなっています。

SSD+HDDでより高速

最上位モデルのdynabook T9だけになりますが、SSD+HDDという容量と速度を両立した仕様になっています。

SSDにOSやプログラムを、HDDにはデータとしておけば、OSの起動や、プログラムの起動が高速になり、使い勝手が向上します。メモリも16GB(下位モデルは8GBや4GB)なので使い勝手の良い製品を探しているなら dynabook T9一択でしょう。

今回の製品で選ぶなら

他にはdynabook Vシリーズに搭載しているWindows Hello対応の顔認証に対応するなど、最新の機能などにも対応しています。

長く使える性能の高い製品を探しているならdynabook T9、そこまでの性能は必要ないがそこそこ使えるのならCPUがT9と同等のdynabook T7、T6。

動画編集とかはしないし、CPUもそこそこで良いならdynabook T5かT4をメモリ増設して使う。とにかく価格が安い物ということならdynabook X5です。

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