オーストラリアのシドニーに行く予定が出来てしまいました。
日程はほぼ決まっていて2019年8月末です。
この時期に行くのは確定で、本来の目的前後の日程を延ばしたりするのは自由な旅です。
航空券を調べると東京からシドニーへの直行便は、カンタス航空、日本航空、全日空のどれかがあり、直行便は9万円くらいから。
なるべく予算を抑えたい旅なので、LCCを確認すると通常は6万円から8万円くらい。
安い航空券を探す
普通に探すと8万円くらいが限度のようなので、2ヶ月くらい前にマイルの無料航空券を探すと、8万マイル相当くらいでフィリピン航空のマニラ経由、タイ航空のバンコク経由などが出てきます。
私が使えるマイレージではちょうど良い日程のお得な直行便はありませんでした。
その後、毎日のように航空券の状況を確認しているとExpediaでたまたま$470程の日程が出てきました。
行きはジェットスターで成田からゴールドコースト、ゴールドコーストからシドニー。帰りはスクートでシドニーからシンガポール、シンガポールから台北、台北から成田というルートです。
帰りは30時間近くかかりますが、$470程なら我慢するかということでこのルートに決めました。
実際の支払いは$474.35。クレジットカードは53,021円で決算されてました。日本の旅行シーズンを少し外れますが、夏休みとして5万円ちょいでシドニーに行けることになります。
事前に払った追加料金
ジェットスターもスクートも、機内では機内食はもちろんのこと、飲み物もお菓子も何も出ません。もちろん水もありません。
本来どちらも受託荷物の預け入れも有料ですが、Expediaでは20kgまでの荷物預け入れ付きの料金になっています。
席の座席指定も有料です。長距離線で途中でトイレに行くのに面倒なので通路側を指定します。
さらにネットで事前に調べると、ジェットスターは機内持ち込みの荷物も7kg以内になっているかを一人ずつ計るそうです。
私が海外に行く際の機内持ち込みの荷物は事前に調べると通常時9kg程度あり、これを2kg減らすと様々な問題が出てくるので、10kgまで持ち込み可能な追加料金を払いました。
この追加料金は
シドニー、ゴールドコースト間 770円
シドニー、シンガポール間。シンガポール、台湾経由、東京間で合計1,929円
ジェットスターの持ち込み荷物10kgまでの追加料金 6,000円ほど
合計で9,000円くらいになりました。
航空券で実質6万円ちょい払ったことになります。
ちなみに、直前にマイルの無料航空券を調べると、ANAの直行便が空いてました。直前に決めるのも良いかもしれません。
成田ターミナル3
ジェットスターは成田のターミナル3から出発します。
ターミナル3は鉄道の駅から少し離れているので、バスで行くのがオススメです。
私の便はなぜか事前にオンラインでチェックインなどが出来ない状態で、アプリ上に搭乗券を表示するような事も出来ず、空港のカウンターで手続きします。
ちなみにこのカウンターの前にローソンがありますが、ここでは誰も並んでいないセルフレジを使うのを推奨します。
手続き自体は何の問題も無いですが、ターミナル3は田舎の空港のような感じなので、早めに行ってターミナル1などに移動して空港での食事や買い物を楽しむと良いと思います。
2019年8月の時点で出国手続きは顔認証システムになっていました。もう事前の自動化ゲートの申請は不要になっています。
往復5万円のLCCの乗り心地
事前に調べた情報によると、ジェットスターは持ち込み荷物の重量を直前に計るはずでしたが、成田でも乗り継ぎのゴールドコーストでもいちいち計ってませんでした。
もしもこれをやっていたら搭乗まで30分は遅れるのではと思いますが、本当にこんなことやってるんでしょうか。
一般にLCCは座席を増やしており、通常2-4-2で、1列8席構成が、3-3-3で1列に9席の構成みたいになっています。
今回のもそうなっていて、幅が明らかに狭くなっていますが、電車を日常的に使っている日本人には違和感はないです。前後の幅は普通のエコノミーですね。もしかしたら少し狭いのかもしれませんが、個人的には問題ありません。
ジェットスターのゴールドコースト行きにはモニターがあり、映画などを購入して鑑賞できるようになっていました。
ほぼ満席で、座席、水含めて飲み物が出ないこと以外は特に支障はありませんでした。
ゴールドコーストで乗り継ぎを楽しむ
途中のゴールドコーストは2時間ほど、シンガポールは5時間、台湾は1時間ほどの乗り継ぎ時間があります。
ゴールドコーストでは一旦空港セキュリティ外に出る必要があります。地図によるとビーチの近くなので、どんな感じか歩いて見に行ってみました。
もちろんその前に現地のSIMカードを購入します。Optusというキャリアが何らかのキャンペーンをやっていて通信容量35GBが通常$30のところ$15でした。
空港の駐車場を通って、歩いて15分くらいでビーチに到着します。
ビーチからはブリスベンらしきビルも見えますが、砂も海もものすごく綺麗です。
オーストラリアは物価が高く食べ物飲み物が高いということで、ゴールドコーストの空港では食べ物は10ドルくらい(700円)からで安くはないことは確認できました。
食べ物は高い気がしたので、オーストラリア名物のカフェラテみたいなフラットホワイトを飲んでみます。
シドニー到着
今回の旅の目的地はシドニーで、シドニーでの本来の予定の前後に、南十字星観察、バーベキュー、現地の春なので桜、シドニー市内観光などをしました。
帰りは30時間
現地のホテルを9時過ぎに出発で、予定では日本に着くのは翌日昼過ぎで30時間かかります。安いので我慢します。
シドニー空港へはバスと空港直結の列車を乗り継いで帰ります。
スクートのはずですが、出発2週間くらい前に、シンガポール行きはシンガポール航空の便に変わったという連絡がありました。
このあたり意味がよくわかりませんでしたが、その影響でジェットスターと同じように事前のオンラインのチェックイン等が出来ない状態になりました。
シンガポールへ
どうやらスクートのシンガポール行きの便が丸ごとシンガポール航空が運航するように変更されたようで、機体も乗務員もシンガポール航空になっていました。
シドニー空港では朝食券昼食を買って食べましたが、機内ではシンガポール航空と同じように飲み物と食べ物が無料で提供されました。アルコールはありません。
古い機体のようですがモニターもついています。
LCCで我慢して行くと思っていましたが、安い食べ物と飲み物がでるだけで、快適に移動出来ました。LCCも無料で簡単な飲み物と食べ物くらい提供すれば良いと思います。
北米の一部のLCCはそうしていますね。
シンガポールを楽しむ
シンガポールに到着したのは夜の7時過ぎ頃。5時間程時間があるので、何も考えずにまずはMRTに乗って中心部に移動しようと思いました。
MRTに乗りながらどこに行くか考えて、シドニーではカレーがおいしかったことを思い出してリトルインディアに行ってカレーを食べることにしました。
リトルインディアのホーカー(屋台街)で400円くらいのビリアニ、チャンドール(シンガポールの緑色の変な物が入っている飲み物)を楽しみました。
シドニーは春の気候で、常に20度以下だったので、シンガポールのちょっと蒸した気候が懐かしい感じです。
まだ時間があるので、夜も楽しめるマリーナベイサンズの等を見学し、シンガポールを後にしました。
しっかり予定立てて何かをした方が良かったですね。
そして東京へ
シンガポールから東京は台湾を乗り継ぎますが、実質同じ便です。
ここでは本当にスクートの便になり、モニターも無し、食べ物、飲み物サービスもないLCCになります。
シンガポールのゲート前では熱湯が出る給水器があり、カップラーメンを食べている人がいました。
機内ではする事が無いし、夜の便なので寝るだけです。
台湾到着後、乗り継ぎ手続きをしますが、台湾では外に出られませんし、乗り継ぎ時間も短いですが、一応台湾を楽しむという事で弁当を買ってみます。台湾は日本のように駅弁が名物ですが、まだ空弁文化は発達していないようです。
シンガポールから台湾はほぼ満席でしたが、台湾から東京は少し空いていて、私の隣の席が空いてました。
早朝発の便ですがすることも無く、ただ寝るだけですが、のんびり乗れました。
空港からはバスで東京駅へ。
東京駅到着は午後1時半。これから家に帰るのに電車が止まっていたのでさらに2時間かかり、現地ホテル発から32時間かけて家に帰れました。
8月に行くオーストラリアは快適
8月はオーストラリアの冬から春にかけた日本なら3月くらいに該当する季節ですが、真夏の日本からこの時期に避暑地的なオーストラリアに行くのは非常に気持ちが良いです。
現地は1週間ほど滞在しましたが、3日しか晴れている日が無かったのが残念でしたが、晴れてないと絶対に楽しめない南十字星観察などは出来たので良かったです。
ワイナリー見学の際に田舎道をレンタカーで走ってたら野生のカンガルーがいました。ワイナリーで「この辺はカンガルーがいるので注意してね」と言われ、冗談だと思ってたら本当で複数グループがいたので驚きました。
そんな、いろいろ楽しめたお得なシドニー旅行でした。
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