ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

YouTube Contributor Summit 2018簡易報告

YouTubeでユーザーのヘルプなどを勝手に行っているユーザー向けの「YouTubeコントリビュータープログラム」があります。詳細はこちらのリンクよりご確認下さい。

Get involved with YouTube Contributors - YouTube Help

このプログラムでは定期的にイベントを行っています。

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2018年は10月下旬にYouTube Contributor Summit 2018として、アメリカ、カリフォルニア州サンブルーノにあるYouTube HQ(本社)でイベントが行われました。

上の画像は受付に展示されている初期のYouTubeのサーバーです。

サンブルーノはサンフランシスコ国際空港近くに位置し、シリコンバレーとサンフランシスコの一般的な観光地のベイエリアの中間的な場所にあります。

イベントの対象

今回の対象は各言語のヘルプフォーラムで活動している人、Twitterでのヘルプ活動(Help on Social)を行っている人、ヘルプ動画を作成している全世界のユーザーが対象で80名程度が参加しました。

日本人はアメリカには簡単に行けますが、ビザの関係で行けないユーザー、ビザの取得が難しい国の人など、国毎の状況の違いも実感できるイベントです。

個人的にGoogleYouTubeにはいくつも参加していますが、このような国際的なイベントでの楽しみは各国のユーザーとの交流です。言語はそれぞれ異なりますが、交流のアイテムとして個人的に活用したのが、参加者のサイン集めです。

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全員では無いですが、多くの参加者に話しかけてサインを集められました。

Contributor Summitの内容

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肝心のサミットの内容は参加者のみに公開され、外部の方には公開出来ない事になっています。

内容はYouTubeに関する公開されていないことも含む、様々な分野のヘルプに役立つ情報でした。イベント中の個人的な撮影なども禁止され、このような場所に内容の詳細を書くこともできません。

上の画像は終了後に会場の模様を撮影したものです。こんな感じのリラックスした会場でセッションが行われます。

セッションはYouTubeの最近の状況の説明など基本的な事から、現在話題になっていることなど、多岐にわたります。世界各国から集まるので同時通訳も用意されています。

個人的にはYouTubeがどのような方針で様々な施策をおこなっているのかなど、内部の方から話を聞けたので、方向性や考え方の一部をなんとなく理解出来ました。

毎回内容は異なりますが、興味があればこのプログラムに参加してサミットに参加してみてください。

サミット前後のお楽しみ

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このようなサミットでは真面目なセッションだけで無く、ユーザー同士の交流が出来るように、パーティーなど様々なイベントも行われます。上の画像はサーカスをテーマにしたパーティー

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サミットは2泊3日の日程で行われ、夜はパーティーが行われユーザー同士の交流ができます。特に海外のユーザーはオンライン上では名前を知っていても、どんな人なのかよくわからないですが、このようなときに交流することで理解が深まります。

上の画像はサンフランシスコを背景に写真撮っていたら勝手に入り込んできた人達。

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こちらはDJが鳴らしている音楽に合わせて順番に踊る物。

このイベントでは航空券、宿泊費、現地の食事も提供されます。参加者が必要な経費はパスポートなどの基本的な物以外では、自宅から空港までの往復費用だけです。

現地で買い物しないなら、パスポートだけもって手ぶらでも何とかなります。

前後に延泊して独自に観光することも可能ですが、延泊などの費用は自費になります。アメリカに来るのが大変な国の人ほど前後に観光の予定を入れているパターンが多いようでした。

個人的にはこの後に行われたGoogle Product Expart Summit 2018にも参加しました。その報告は別途行います。

東芝がDynabook株式会社へ

youtu.be

東芝のPC事業は東芝本体から東芝情報機器株式会社が2016年4月に引き継ぎ、東芝クライアントソリューションズ株式会社へと社名変更した。
2018年10月に株式の80.1%をシャープ株式会社が引き継いだ。

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そして2018年12月3日発表されたのが2019年1月1日に社名をDynabook株式会社(Dynabook Inc.)へと変更する事。

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Dynabookアランケイが提唱したダイナブックから名付けた東芝のノートパソコンブランド名。

このDynabookブランドを利用しているのは日本だけで、海外では東芝のノートパソコンとして別のブランドを使っていた。

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2018年現在海外事業はほぼ終了しており、海外で東芝のPCを購入することは難しいが、今後海外にも再参入する予定とのこと。

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従来と同様にノートパソコンを中心に販売するだけで無く、デスクトップPC、ワークステーション、IoT機器なども展開し、様々なサービスも提供する予定。

海外での社名浸透、今後の製品展開など今後の動向に注目だ。

 

PontaカードをApple Walletに登録するまでの手順

Apple WalletにPontaカードを登録できるようになり、Suicaなどでの支払いと同時にPontaポイントへの追加が出来るようになったそうだ。

ローソンでの支払いで「Apple Payで」と言うと出来るそうだ。

ポイントカードを持ち歩く事も無く、アプリでバーコードも表示する事無くできるようなので早速登録してみた。近くにローソン無いけど。

Pontaカードの登録

Ponta Web[Pontaカード/Pontaポイント]

で会員登録する。

物理カードをすぐに受け取りたいなら提携店に行けばいいし、Apple Walletにとっとと登録するだけなら提携店に行かないパターンで選べば良い。

既に持っているなら次へ。

PontaApple Walletへの登録

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Ponta Webにログインし、ポイント通帳からApple Walletに追加をする。

追加自体は他のと同じ。(この画面は英語UI)

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追加時にメールアドレスの登録などがあるらしいが、次々に進んでいけば登録できる。

Apple Walletへ登録自体はPontaカードの登録も含めて簡単。

これからPontaポイントを貯めまくるぞ

近くにローソン無いし、物理カードを持ち歩く気はないので、提携店が全てこのシステムに対応するのを待つのみ。

nanaco、Tポイントというのもこのシステムにならないかな。

 

Google Pixel 3の日米仕様を比較 eSIM、FeliCaなど

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日本でもGoogleのPixel 3が販売されるようなので、日本版とアメリカ版の仕様の違いを比較してみた。

情報源

https://store.google.com/us/product/pixel_3_specs?hl=en-US

https://store.google.com/product/pixel_3_specs

Operating System

Latest Android 9 Pie
Google Assistant
3 years of OS and security updates

同じ

Display

Pixel 3
Fullscreen 5.5” display
FHD+ flexible OLED at 443ppi

など、同じなので省略

Camera

Rear Camera
12.2MP dual-pixel

など、同じなので省略

Processors

Qualcomm Snapdragon 845

Memory & Storage

4GB LPDDR4x RAM
64GB or 128GB storage

同じ

Dimensions & Weight、Colors、Media & Audio

同じ

Battery

アメリカ版

Pixel 3: 2915 mAh battery
Pixel 3 XL: 3430 mAh battery
18w/2A USB Type C charger
18W fast charging
Qi wireless charging

日本版

2915 mAh battery
18 w / 2 A USB Type-C 充電器
18 W 急速充電
Qi ワイヤレス充電

なぜか日本版はPixel 3 XLの容量の記載が無いし、記載されているのもどちらかわからない。

Wireless & Location

アメリ

Wireless
Wi-Fi 2.4GHz + 5.0GHz 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0 + LE
NFC
Google Cast

Location
GPS
GLONASS
Galileo

日本

無線
Wi-Fi 2.4GHz + 5.0GHz 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth® 5.0 + LE
NFC
Google Cast
FeliCa

地域
GPS
GLONASS
ガリレオ

日本ではFeliCaの記載がある。

Network

アメリカ版

World-wide network/carrier compatibility with
GSM/EDGE: Quad-band (850, 900, 1800, 1900 MHz)
CDMA EVDO Rev A: BC0/BC1/BC10
WCDMA: W1/W2
FDD-LTE: Bands 1*/2*/3*/4*/5/7*/8/12/13/17/18/19/20/25*/26/28/29/32/66*/71
TD-LTE: Bands 38*/39/40/41*/42/46
Supports up to CAT 16 (1Gbps DL / 75Mbps UL), 5x DL CA, 4x4 MIMO, LAA, 256-QAM DL and 64-QAM UL depending on carrier support
eSIM

日本版

世界各国のネットワークと携帯通信会社に対応。
GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
UMTS / HSPA+ / HSDPA: バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 8
WCDMA: W1/W2/W4/W5/W6/W8/W19
FDD-LTE: 対応バンド 1*/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/66
TD-LTE: 対応バンド* 38 / 40 / 41* / 42* / 48
最大 CAT 16(1 Gbps DL / 75 Mbps UL)、5x DL CA、4x4 MIMO、256-QAM DL、64-QAM UL に対応(携帯通信会社の対応状況に応じて異なります)

対応バンドの「*」は4x4 MIMO対応

対応バンドが異なるが、日本版ではeSIMの記載が無い。

Sensors、Ports、Materials、AR/VR

同じ

Pixel 3の日本とアメリカ版の仕様の違いまとめ

対応バンドの違い以外には、日本版はFeliCaに対応し、アメリカ版はeSIMに対応している。

ただし、バッテリー容量の記載に明かな間違いがあるように、この仕様自体が正しいのかどうかは不明。

調査日 2018年10月12日