最近のタブレットは、ペン入力機能が進化しています。
どの機種を使っても一定以上のレベルで利用できますが、2014年に個人的に気に入って買ったのが東芝のdynabook Tab S68です。
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ペン入力関連のハードウェア機能はもちろん、付属のTruシリーズというソフトと組み合わせた場合の使い勝手が非常に良いです。
ペン入力関連のソフトはTruNoteが用意されていて、マイクロソフトのOneNoteよりもペン入力に特化していることもあり、入力した文字のテキスト化など、始めて使う人はびっくりする高機能で、他にもいろいろと未来を感じさせる製品です。
このdynabook Tab S68の使い勝手はともかく、この手のペン入力機能が高いタブレットには、専用のペンがない場合のリスクを踏まえておく必要があります。ペンはその製品に合わせた物であり、他のペンで代用することが出来ないからです。
専用のペンを忘れてきたり、故障したり、無くしたりした場合は、ペン入力が一切出来なくなります。
このリスクを常に恐れていましたが、つい最近、ペンを無くしてしまいました。
無くしてペン入力が出来なくなったので、仕方なく、追加でもう一本買うことになりましたが、この入手にかなり苦労しています。
いつも使用しているオンラインのショッピングサイトで、オプションとして提供されているペンの型番「IPCZ131A」を入れても出てきません。
東芝の製品情報サイトを見ると、製品出荷の1ヶ月後にオプションとして出荷と書かれています。とりあえず、東芝のWeb直販である東芝ダイレクトを探しても出てこないので、電話して聞くことにしました。
すると、取り扱いが無いとかで、東芝PC工房という修理拠点を紹介されました。
東芝PC工房に電話して聞くと、保守部品として提供していて、価格は1万円くらいとのこと。早ければ注文した翌日くらいに秋葉原の拠点で受け取れるみたいなことを言っていましたが、ペンが1万円というのは高すぎるので、他の店を探すことにしました。
製品サイトには、東芝PC IOSセンターという東芝の千葉にあるサポート拠点の電話番号が書いてあったので、そちらに聞いてみました。
すると、すでにオプションとしての出荷は始まっていて、量販店で買えるはずで、価格は7000円前後とのことです。保守部品として買うよりも、安いので量販店で買おうとしましたが、ネットで調べると、どこも注文品で価格は7000円程度、納期は2〜3週間だそうです。
この辺のネットで出てきた店は、あまり使ったこと無い店ですし即納でも無いので、普段買い物にしている店で買うことにしました。そちらの方が融通が利くだろうと思ったからですが、そちらでも面倒な事になりました。
店に行って聞いてみると、取り扱いが無く価格も決まっていないが、取り寄せることは可能だということです。納期は最大3週間程度とのことです。
保守部品として入手すれば比較的早く入手は出来ますが、普通のルートでのオプション品の購入はかなり大変です。この手の必須オプションはもっと入手性を高めて欲しいところです。