新国立競技場建設万歳都民が1人1万円くらい負担すればいいでしょ

2020年の東京オリンピックが決まったときに真っ先に思ったのが「AKIRAの世界が現実になったな」ということでした。

実際にはいろいろありながらも平和なままで、ネオ東京でも無いわけですけど。

東京オリンピックで今旬な話題としては新国立競技場の建設でしょうか。

1300億円の規模でコンペを実施したデザインは、金がかかりすぎるからと、規模を縮小したが、最終的に精査したら2520億円だったというのだから、いったいどんな計画だったんだという話でしかありませんね。

まだ実際に作る前ですから、普通なら現実的なところで設計を大幅に変更しますということになるんでしょうが、もう世界にプレゼンしてしまったから、このデザインで作るしかないということになっているようですね。1000億円くらい足りないというお金の話は差し置いて。

さらに、将来の維持等のメンテナンス費用や、利用状況といったところもありますが、この辺もどうせいつものいい加減な試算で、これ以上文句を言われない程度の物でしかないでしょう。

この手の一度決めちゃったから、メンツを潰さないためにそのままやるしかないみたいなのは、典型的な日本の爺婆世代にみられましたね。比較的若い世代には無いと思いますが。

設計を見直せという話は、だいぶ前から一部で出ていました。でも、正式に決まってしまってからウダウダ言うのは世代を問わずに日本ではよくある現象ですね。

いろいろひっくるめて、建てることが決まったのなら、現行のデザインで建てるしかないでしょう。

お金が1000億円足りないとして、都民税を1000万人が支払っていると仮定すると、1人あたり1万円です。

5年にわけると1年2000円なので、オリンピック税とかで1人あたり年間2000円増税すれば解決します。

都民の皆さんは、責任を取って税金を払うというのはどうでしょうか。

埼玉県民より。

ITライター上倉賢のAll About