USB Type-Cでは従来より大きい電流を流せるため、このコネクターを充電に使えるようにしている場合、充電速度が高速化されるという利点があります。
しかし、2015年6月にComputexを取材してみると、対応状況は不完全でした。いわゆる中華ケーブルの出展者の対応状況を見ると、Type-Cの形状だけ対応したなんちゃってケーブルが当初紛れている可能性がある事を記事にしました。
なんちゃってケーブルは、通信速度が遅い、流せる電流量が少ないといった理由で、本来のUSB 3.1 Type-C規格の対応に不十分な状況です。
この問題、特に充電問題について、Chromebookを開発しているGoogleのエンジニアが、実地検証してAmazon.comで検証結果をレビューとして掲載しているとのことです。
Googler takes to Amazon to slam bad USB Type-C cables, commend good ones | 9to5Google
http://www.amazon.com/gp/profile/A25GROL6KJV3QG/review/ref=pdp_new
これによれば、なんちゃってケーブルの中には本当の粗悪品があり、機器を破損させる可能性も指摘しており、現時点で適当なType-C対応ケーブルを使うのはかなり危険な状況のようです。