Googleのイベント #TCsummit は、最後の朝食で公式なイベントらしいイベントは終了です。厳密に言えば、家に帰るまでですが、現地での空港までの移動も用意されたほとんどの方が利用するイベントの1つです。
私のサンフランシスコ最終日での、空港移動は昼頃にホテルをチェックアウトすればいいので、午前中は時間があります。
とりあえず、午前中にサンフランシスコ市内を軽く観光しようと思います。歩きでもいいですが、シェア自転車があるらしいので、これを使ってみることにします。
Bay Area Bike Shareというシステムで、短期間使うなら24時間9ドルの基本料、1回の利用が30分以内なら無料、30分から60分までの利用は4ドル追加というシステムです。
ゴールデンゲートブリッジ周辺向け旅行者用レンタル自転車もありますが、こちらは本当に自転車をシェアする、目的地への移動専用の自転車のような感じです。
借りる場合には、クレジットカードでの初期登録が必要です。ここで24時間なら9ドルを支払うことになります。後は利用する際に、自転車のロック解除キーを画面上で表示させ、それを実際に解除操作さえできるようになれば、いつでも簡単に借りれるようになります。
おそらく初めて使う際には、このあたりの操作はよくわからないと思いますので、利用者が多い場所で、誰かに聞ける環境で始めるのがいいでしょう。私はロック解除という概念が、他の利用者から聞くまで分かりませんでした。
サンフランシスコ市内の自転車ですが、それほど多くない海外自転車の経験ながら、かなり走りやすい都市のトップと言ってもいいかもしれません。
車やバス、トラックの数も多いですが、それ以上に自転車レーンの整備がしっかりしており、安心して走ることが出来ます。それでいて、季節や時間帯にもよると思いますが、気候的に走っていてものすごく気持ちがいいです。坂道になるとかなり辛いと思いますが。
東京は自転車専用レーンがほとんど無く、あっても車が多いとか路上駐車の問題で、気持ちよく走れません。台北は東京をさらに悪くしたような道路環境で、車道も歩道も危なすぎます。ロサンゼルスは走る場所にもよりますが、道路環境はまあまあですが、車使用での距離感覚なので、自転車でぶらっとするには距離がありすぎ辛いです。
自転車で走ってみてよくわかるのが、アメリカの地区ごとの違いです。
アメリカではよく、一歩路地に入ると拳銃で脅されるというような話を聞きます。多くの場合はニューヨークのマンハッタンの話ですが、サンフランシスコの市内も同じような状況です。
自転車で数分程度の距離を走るだけで、普通の観光地から、貧困層が集まるエリアに入ったり、ビジネス街だったり、慣れていないとうっかり危ない地域に入りかねません。
郊外だと、このエリアの区分がかなり大きいのですが、都会だと通り一本隔ててエリアが違うことが、よくわかります。
それでいて、気持ちの良い海岸沿いがあったり、どこでも普通の街になれた日本人にとって、文化の違いがよくわかる都市ですね。
この辺さえ注意すれば、非常に気持ちよく自転車で走れる都市なので、サンフランシスコに行った際は自転車に乗ってみることをおすすめしたいです。
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