ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

日系アメリカ人向けのお土産は何がいいか #TCsummit

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日本からアメリカに行く際、現地向けのお土産は何がいいか悩む人も多いと思います。

日系人向けのお土産は日本の物が良いと思う人も多いでしょう。

サンフランシスコやロサンゼルスでは、日本のスーパーで手に入るような食べ物はほぼ全て手に入ります。箱に入ったお菓子は基本的にそのまま、生物は味はともかく現地製の物が普及しています。

それ以外の日系人が少ない地域では日系の一般的なお菓子等も喜ばれるかもしれませんが、日本の一般的なお菓子は珍しい物でもありません。

現地の価格は日本の1.5倍くらいになることもありますが、わざわざ持って行く様な物ではない事が多いです。もしも、お菓子なんかを持って行きたいなら、現地では手に入れづらい新製品や季節限定の味とかでしょうか。

日本酒や焼酎も普通に手に入りますので、空港なんかで免税品の高いお酒を買っていくのは無駄かもしれません。海外に出荷していないような銘柄のお酒なんかを除くと。

もちろん、お酒好きな現地の取引先なんかには、空港では特徴的なデザインの瓶に入った物が手に入るので、持って行くと喜ばれるかもしれません。

一方で、日本でも高級なお菓子は微妙なところです。

和食の微妙な味の差が分かるような人には、デパートの地下で売って売るような繊細なお菓子は喜ばれるでしょう。特にここ10年前後にアメリカに渡ったような人には、日本のデパートの地下で売っているような繊細な味のお菓子は、実は食べたくてしょうがないかもしれません。

海外に出荷していないような銘柄の商品も、この手の人達には喜ばれるかもしれません。

しかし、注意しなければいけないのは、この手の日本の高級なお菓子の多くは、現地で売っていることもあると言うことです。例えば中東でバカ受けのヨックモックは、世界各地で販売されているようです。

日本から持って来たことだけでも喜ばれますが、持って行く本人にしたら海外で売っているような物を持って行っても面白くありません。持って行こうとする物が現地で売っているかどうかはネットでザックリと調べられるので、事前に検索しておきましょう。

繊細な味のお菓子は、多くのアメリカ人はもちろん、数十年前に日本から移住し、何でもかんでも醤油をかけているような日系人には味の違いが分かりません。このため、日本の高級なお菓子はたいていの場合、味の違いを理解されないので宝の持ち腐れとなります。

こんなアメリカ人一般に喜ばれるお土産は、日本の駅で1,000円前後で買える普通のお土産用お菓子です。

つまり、東京なら「東京ばな奈」とか「ごまたまご」みたいな、日本国内でも無難な手みやげで味も見た目も十分です。

この辺は、値段も手頃で、空港でも売っているので、制限エリア内で買えれば免税で買えてお得です。成田空港とかでは、北海道限定のはずの白い恋人とかも売ってます。

ただし、空港では最近中国人が大量に買っているので買い物には時間がかかるので、空港に行くまでの駅でベーシックな物を買い、空港はそこでしか売ってないような物を余裕があれば追加するくらいで十分でしょう。

良かれと思って、和風の小物を選択する方もいるようですが、それを集めているような人にはいいですが、この辺は人によりますので注意しましょう。

特に注意すべきなのはストラップで、これは基本的に日本でしか使われていません。もしもストラップみたいな物をお土産として渡したいならキーホルダーにしましょう。