ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

Googleマップのローカルガイドでポイントを稼いで特典をもらう方法

日本なら飲食店に特化していますが食べログ、日本でもサービスしていますが、欧米ならYelp、Foursquareのようなお店等の情報をユーザーから集めるサービスが普及しています。

このようなサービスを、Googleが直接自社の地図サービスのGoogleマップ上で展開しているのがローカルガイドです。

ローカルガイド

以前から行っていたシティーエキスパート機能をさらに拡充させて、ライバルサービスを必要なくしようとしているのかと勝手に予想します。

このローカルガイドは、Googleマップのヘビーユーザーにおすすめの機能です。ヘビーユーザーは情報が古いとか現状に不満があると思いますが、そんな情報を直接追加編集できるだけではなく、特典がもらえるので使うしかないでしょう。

Googleマップの問題点

Googleマップは、日本ならゼンリン等から提供されるデータを元に、各種情報を掲載しています。

印刷物なら1年前の情報でも最新と言えましたが、ネット時代では今の情報しか求めてない人が多いでしょう。ゼンリンのデータは定期的に発行されている紙の地図を前提にしており、リアルタイムに情報を集めて、それを公表していません。このため、Googleマップのお店情報は古いとか(結果として)間違っている事が結構な確率であります。

リアルタイムな情報で言えば、Googleはマイビジネスという仕組みでお店のオーナーが直接お店の情報を提供できる仕組みを用意しています。残念ながら今のところ、各ノーなーにそこまでのリテラシーは日本はもちろん、アメリカを含め世界中でほとんど期待できません。

そこで、一般のユーザーにお店情報を編集して常に最新の物にしてしまおうというのが、このローカルガイドの仕組みです。(それが全てではない)

ローカルガイドの特典

食べログの場合、食べログVIP会員という制度があるそうで、それなりの特典もあるようです。Googleの特典もかなり豪華です。

Googleはユーザーサポート的な立ち位置のプロダクトフォーラムがあり、ここではそこで活動している人を招いた、サミットというカンファレンスを定期的に開催しています。他にも、守秘義務契約ベースながら未公表の最新情報を提供するなど、ヘビーユーザーにはお得な特典がいくつも用意されています。

ローカルガイドの特典も制度が変わってより豪華になるようです。

ポイントを稼いでレベル4になると、Google Drive 1TB分が無料で利用出来るようになります。これは年間で1.5万円分の価値があります。

レベル5になるとサミットへ参加できるようですが、これが一体どんな物かよくわからない物の、それなりの情報を得られる良い物ではないかと勝手に期待しておきます。

この最低でもレベル4になるには200ポイントをためる必要があります。

さらにレベル4以上のユーザーには定期的に景品が送られるそうですが、2015年は12月2日までにレベル4以上ということです。景品とは何かはよくわかりませんが。

ポイントを稼ぐには

これにはお店等のレビューを書くか、写真を載せるか、お店の情報を追加編集する、お店の情報を新規で追加するといった方法があります。

一番確実で手っ取り早いのは、行ったお店のレビューを書いて、飲食店なら提供された食事の写真を掲載することでしょうか。これだけで2ポイントになるので、単純計算で100件のお店でこれをやればいいことになります。

都会でいつも外食している人なら、毎日別のお店に行けば半年くらいで自然に達成していてもおかしくはない数字です。

実際にそのお店を利用しなくても、外観を撮影する、ネット上でみると情報が足りない、間違っているから編集するだけでもポイント貯まります。

おそらく、飲食店のレビューを100件のせるのは気が遠くなると思います。

たまに行くような店も含めて50件くらいのレビューと写真を、後は情報を編集すると考えれば、あまり頑張りすぎなくても誰でも1年程度で200ポイントくらいは達成できるのではと思います。

私の場合、過去2年分くらいの撮りためた写真を載せただけで1000枚以上あったので、これだけでかなりのポイントになってしまいましたが。

不適切な編集をした場合

2015年4月に不適切な編集をした人が軽犯罪法違反(いたずらによる業務妨害)容疑で書類送検されました。おそらくGoogleアカウントも利用停止になると思います。