筆者のような環境にいると、各企業からBCC等の機能を使って送信されたメールが大量に届きます。
時々、BCCにするはずがCCになっていたみたいなトラブルがあり、そんな場合は削除依頼が届いたりして、穏便に終息します。
そんな私は、メールが本物かどうかを検証するために、メールのソースを表示します。
メールソースのヘッダー情報を見れば、どこからどんなサーバーを経由してやってきたのが分かるからです。
あるとき、特に検証する必要の無いメールのヘッダー情報を確認したことがありました。
すると、CCでもBCCでもない謎の
X-RCPT:
というヘッダーがありました。
ここには、送信しているだろうメールアドレスが全部含まれています。
これは大変だと思って、大事になる前に送信者にこっそりと教えてあげました。
私「BCCで送信しているんだろうけど送信アドレスが全部表示されているよ」
と。
すると、
相手「メールソフトのBCC機能を使っているのでご了承ください」
という返事が来ました。
メールアドレスがヘッダー内に全部含まれている事を警告しているのに、相手はそれを全く理解していないようです。
教えてあげているのにそれが問題なことだと理解出来ていないのなら、最低限の事は伝えたし、これ以上は必要は無いかなと思って放置しています。
その後も、その人からは定期的に送信先メールアドレスが全部記載されたメールが届いていますが。
皆さんも、自分で送っている物が問題ないかを自分で再確認すると共に、注意されたのに意味を取り違えたりして、相手から放置されたりしないように注意してくださいね。
- 作者: デイビッドウッド,David Wood,佐々木雅之,千葉猛,日比野洋克,渡部直明,沢野弘幸,鄭隆幸,平塚伸世,大川佳織
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
そのメールの書き方は人に不快感を与えていないか?電子メールにおける礼儀作法やマナーを考える。10分で読めるシリーズ
- 作者: まさこん,MBビジネス研究班
- 出版社/メーカー: まんがびと
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る