2016年から個人的に本格始動する「アメリカで車を買う計画」は、一部の人には引っかかるようでいろいろな意見が届きます。
ここでは1、2週間でザックリ10万円くらいと書いています。
このレンタカーの料金が高すぎるのではないかという物があります。
実際、保険をかけまくるので、保険を節約している人よりは高いのは事実です。そもそも1回の旅行について平均的に10万円近く払っているということであってわかりやすくザックリと書いているだけなので、7日間で10万円払っているというわけではありませんが、それほど高いわけではなく、つけているオプションを考えれば相場かなと感じています。
アメリカのレンタカー料金
アメリカのレンタカー自体の料金は、日本と比べるとそれほど高くはありません。
例えば、数年前に約2週間借りた場合の車両自体の価格がこちらです。
Week $80.19 x1 $80.19
Day $11.33 x4 $45.32
1hour $4.01 x1 $4.01
SUBTOT $129.52
これによれば、車両のレンタル価格は$129.52なので、現在の為替(1ドル120円)でも16,000円くらいです。約2週間借りてです。この時は特に安かったですが。
車種はミッドサイズという、日本で言うと排気量2000cc台の普通車とか3ナンバーとかでしょうか。
これならほとんどタダみたいなもんだと思う人もいるでしょうが、これにつく保険がくせ者です。
保険は自分で選択して必要な物だけをつけることも出来ますが、強制的に加入させられる物もあります。
例えばこの時に加入した保険を加入日数で合計すると。
LDW1 $14.99 x13 $194.87 (車両保険)
UMP $6.99 x13 $90.87 (無保険者保険)
SLI $13.99 x13 $181.87 (対人保険)
となり、この場合は保険だけで$467.61になります。
これになんだかよくわからない料金がかかりました。
CFC $10.00 (施設使用料)
FF75 $0.75 x13 $9.75
TOURSM SRG $3.37
APCONRECFEE $66.34 (Airport Concession Recovery Fee:空港優先特権回収料)
この辺は空港で借りないで、市内の営業店で借りるとかすれば節約も可能なものですが、空港からの交通手段等のコストと面倒さを考えて、いつも空港で借りてます。
これらに税金などがついて
STATE TAX $18.50
TOTAL CHARGE $705.09
となります。要するに総支払額は$705.09です。現在の為替で85,000円くらいです。
13日借りたとすると1日当たり6,500円です。
日本に比べると高くはないですが、こんな感じで年に数回借りると年間のレンタカー費用が数十万円になってしまいます。
このため、車を買ってしまおうという発想が出てくるわけです。
保険は全部入りが基本(筆者の場合)
保険のオプションは他にもいくつかありますが、この頃は比較的節約した保険のつけ方をしていました。
あるとき、知らない間にタイヤのカバーが外れていた事があり、保険適用範囲内だったので、ダメージレポートを書いただけで終わりました。
書き方は名前とかの基本情報以外に、いつどこでそうなったかを書きますが、知らない間になったので係員が「don't know」でいいというので、言われたとおり書いただけですぐに開放されました。
保険に入っていると何かあったときに、この時のようにほぼスルーで開放されるのが便利すぎるので、この時から、面倒を避けるために多少コストが上がっても保険はなるべく全部入りにすることにしています。
面倒を少しでも避けるために、最近はどこかでトラブルになった時用のロードサービスにも入ってます。
つまり、レンタカー会社の良いカモになっているわけですが、もしも何かあったときにどうしようと考えるよりも、保険に入ってるから全部カバーしているでしょ。という方が面倒がないし、もし事故ったら金銭、スケジュール的にどうしようと不安にもならなくていいと個人的には思ってます。
そんな自分でも余分と思う保険は1日あたり10ドルから20ドル前後ですが、面倒を避ける料金としてはまあいいやと個人的には思える範囲です。
もちろんレンタカー会社が提案してもカーナビは断ったり、ガソリンを入れて返さないでも良いオプションもその時に応じて選んでいますが、何でもかんでもカモになっているわけでもなく、面倒を避けるためにちょっと高い料金を払っているというような感覚です。
そうやっても、もろもろの料金がどんどん積み重なり、総支払額がとんでもないことになって後で驚くというパターンになっているのですが。
次回は日本にいる間はどうするか編です。