ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

廃棄商品は絶対再利用されないようにして破棄が基本

何らかの理由で廃棄しなければならなくなる商品は世の中に多数存在しています。

  • 賞味期限切れとなった食品
  • 見た目等は問題ないが品質基準から不良となった商品
  • 季節物商品等で販売機会を失った商品
  • 生産過剰
  • 単なる売れ残り

世の中では日々、大量の商品が廃棄されています。

一般的には廃棄専門の業者がそれを処理しますが、中にはまだまだ大丈夫だからとそのまま横流しするような業者もいるようですね。

そのような業者に渡らないようにするために、例えばセールをしてでも売り切るような商売をしてない高級ブランドの場合。

  • 商品を切り刻んでそもそも再利用できないようにする
  • 最終的な焼却処分までブランドの担当者が確認に来る

というような事をします。

高級ブランドで横流しされるとブランドイメージが大きく失墜しますが、低価格で提供され他社品との見分けも難しい食品等の場合には、業者に丸投げすることもあるでしょう。

この場合、業者側が引き取った後にどうされても契約上は問題かもしれませんが、ブランドイメージ自体はバレなければ何も変わりません。

食品の場合には賞味期限切れでの廃棄もありますが、そもそも賞味期限自体が商品の形を変えて伸ばすというような技もあるので、いつまでに消費しないと行けないかは微妙なところです。

このあたりの賞味期限切れをどうにかするテクニックについては古い映画ですが「スーパーの女」 でも登場します。多分原作「小説スーパーマーケット」でも書かれていることでしょう。

スーパーの女<Blu-ray>

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小説スーパーマーケット(上) (講談社文庫)

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 仮に自社製品を再利用されたくないなら、廃棄を依頼した業者が最終的にどうなったのかを実際に確認するか、絶対に再利用できないような状態にして業者に出すしかありません。

消費者側も、食品のような商品は常に再利用した物を流用している可能性もありと認識しておく必要があります。