日本を含め、ほとんどの先進国では朝食で卵料理を食べて、昼や夜にも鶏肉や卵を使った料理を食べている事が多いと思います。
これだけ鳥関係の料理を食べているのだから、鶏の数はすごいんだろうと思って調べてみました。
日本種鶏孵卵協会のサイトによると、1ヶ月毎の孵化している鶏の推計値が出ていました。
この2015年のデータをまとめると、採卵用は1年間に約1億羽、ブロイラー用は約7億羽で、合計すると2015年に8億1533万羽となります。
鶏の寿命ですが、こちらのサイトによると、採卵用は5ヶ月から2年程度、採卵用としてその後は食肉用として出荷されるようです。
ブロイラー用は1から2ヶ月程度、地鶏でも4から5ヶ月程度で出荷されるようです。
このためブロイラー用が日本には1ヶ月に1億羽程度飼育されている計算になり、採卵用は1億6千万羽ということになります。
出荷数は食肉用に1ヶ月に6千万羽、食用の卵は採卵用が1年半の間、1日1個確実に生んでいるとして、孵化する分を除くと1ヶ月に40億個くらいでしょうか。
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