事前に予告されたように2016年5月7日(日本時間)に行われたNVIDIAのスペシャルイベントでGeForce GTX 1080とGeForce GTX 1070を発表しました。5月から順次発売されます。
主にゲーミングユーザーや一般的なPCにパワーを求める人用のGPUですが、今まで以上にコストパフォーマンスが高い製品になっています。
1世代前(2015年3月発表)のTITAN Xは999ドルでした。
このTITAN Xよりも性能が1.5倍程度で、消費電力は半分程度になったGeForce GTX 1080の価格は599ドルとなっています。
性能はどこを見るかにもよりますが、ゲームはもちろん、VR関係では特に高速になっているようです。それでいて価格は一気に4割近く下がりました。
1枚あたり549ドルのGeForce 980(2014年9月発表)を2枚差したSLI構成よりも高速です。
つまり、消費電力が大幅に下がり、性能は高くなって、価格もハイエンド製品としてはお得という製品になりました。
これでも高いが高性能な製品が欲しい場合には、GeForce GTX 1070が用意されています。こちらも既存のハイエンドGPUより高速で価格は379ドルとなります。
これらのGeForceシリーズはGeForce 10シリーズという事になるようで、今後よりローエンドな製品にも使われることになるでしょう。
Oculus Rift等のVRでネックになっていたのが、ハイエンド環境で利用する際、GPUも高性能な物が求められていた点でした。
これには10万円前後のGPUが必要だったのが、一気に5万円程度で低コスト化することになります。
VRを使わないでも、今後2万円前後のGPUも同じ技術を使い、低コストでハイパフォーマンスな物が発表されるでしょう。PCゲームは一段と進化しそうです。
GIGABYTE ビデオカード Geforce GTX980搭載 オーバークロックモデル GV-N980WF3OC-4GD
- 出版社/メーカー: 日本ギガバイト
- 発売日: 2014/11/07
- メディア: Personal Computers
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MSI GTX 980TI GAMING 6G グラフィックスボード VD5769 GTX 980TI GAMING 6G
- 出版社/メーカー: MSI COMPUTER
- 発売日: 2015/06/20
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