ITライター上倉賢のAll About

IT系ライターによる日常

消防署の方から来た詐欺のネット版の「Googleから来た」詐欺

「消防署の方から来た」

と言って、消防署の職員が消火器を売りに来たと思って、割高な消化器を売りつける詐欺があります。

消防署方面から来ただけでの民間のインチキ業者が、口車に乗せ通常よりも高い値段で消化器を売りつけるわけです。

消化器自体もしっかりと機能するかどうかわかりません。

このネット版が「Googleから来た」詐欺です。

Google検索して調べて訪れれば「Googleから来た」と言ってもウソではありません。

Google検索で来た」と言った場合でも、Googleの社員が来たと勘違いするかも知れません。

Googleの社員が来ても買う物はない方が多いと思いますが、GoogleにはGoogleマップストリートビューの室内版インドアビューというのがあります。

店の中を360度映像で見回せる物で、室内のデザインにこだわっているような店の場合には、Googleマップで店の中がわかるようになればお店のPRになります。

依頼する – Google ストリートビュー

またGoogleマイビジネスというサービスで、お店の詳細情報も自分で入力する事も出来ます。

こういったサービスを使うことで、お店をGoogleから検索しやすくし、来店者数を増やす事が出来ます。

これにより、Googleは利用者が増え、お店も儲かるという物ですが、これを代行する会社があります。

このお店のPR用に、お店の情報入力や撮影を代行し、Googleのサービス上でお店の情報を出しやすくしますよという会社が徐々に増えています。

実際にこれ自体はGoogleの認定パートナー企業のGoogleでは無い会社が行っていることがほとんどです。この営業話を適当に聞いているのか、説明が悪いのか「Googleが来た」と思い込む方が多いようです。

ほとんどの場合はこのような営業時にGoogleのパートナーだが、Googleでは無い事を説明していると思います。それによって何が出来るようになるのかをしっかりと理解した上でサービスの導入を検討しましょう。 

これ以外の理由出来た場合はほとんどの場合は、何らかの詐欺の可能性もあります。

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