Googleは自社の各種製品を活用しているユーザー、特にその貢献度が高いユーザーへのサポートが手厚いことは、こちらのブログでたびたび書いています。
このサポートは使い方相談窓口の電話につながりやすいといった、旧世代のサポートではありません。
その製品をよく理解し、利用し、フィードバックもしつつ、使い方がわからないユーザーへの手助けしている貢献度の高いユーザーへの情報の提供といった事になります。
つまり、自社製品をよく利用し、製品の改善に貢献している人へのサポートのことです。
このようなユーザーの貢献度に合わせてGoogleはTop Contributor Program(トップレベルユーザー)、略してTCプログラムを用意しています。
このプログラムでは直接の金銭的なメリットは特にありません。
NDAを結んだ上でのGoogleとの情報のやりとりが一番大きな特典だと個人的には思います。責任も大きくなるのですが、これに参加することでの世界中の同じような立場の人との交流というのも個人的には興味深い部分です。
普段はネット上で情報が提供され、お互いに交流しているのですが、実際に同じ場所に集まる大きなイベントも用意されています。
一番大きなイベントが2年に一度行われるTop Contributor Summitで、2015年にはサンフランシスコやシリコンバレーで世界中から500人くらいが集まって行われました。
2016年は大きなイベントは無く、地域や製品毎に個別に行われるようです。
何がどこで行われているのかは製品毎にバラバラなのでよくわからないのですが、5月にはAdWordsなどの広告主関連のイベントがダブリンで行われたようです。
www.ja.advertisercommunity.com
またGoogle for Educationのイベントは7月にニューヨークで行われたようです。
9月にはTCプログラムとは少し違いますが、Googleマップ関連のLocal Guide Summit'16がサンフランシスコで行われます。
今年のメインとなる、TCプログラムのMeetupイベントは世界12カ所で言語や地域毎に行われます。
一番早いのは7月下旬に行われたハンブルグでのイベントです。次が8月に東京、そしてロンドン、9月にマドリードなどと世界各地で行われていきます。11月に行われるシンガポール、ハイデラバードで終了となる予定です。
日本のイベントは比較的タイミングが早いので、日本語での情報は8月中は多くなると思います。
#TCMeetups2016
というハッシュタグで参加者の感想を探してみてください。
もちろん、TCプログラムへの参加者も募集中です。