パソコンの使い方改革をしたいので、約41万円のMacBook Proとあわせて、いくつかの周辺機器も買ってみた。
約41万円のMacBook Proを買ってみた - ITライター上倉賢のAll About
パソコンの使い方改革とは、最新のパソコンの機能を活用して従来よりも使い勝手を改善すること。
外部GPUを買う
今回買ったMacBook ProはThuderbolt 3で外部GPU(eGPU)を接続しパフォーマンスを大幅に向上することが出来る。
Thunderbolt 3での外部GPU接続による機能拡張はWindowsで2017年頃から徐々に利用され始めている機能。
MacでのeGPUは2018年3月のmacOS High Sierra 10.13.4から正式に対応した。
その後2018年7月に新型MacBook Proの発表にあわせてBlackmagic社がApple純正的なeGPUを発売したので純正的なこれを買ってみた。サイズが小さめで音が小さいというので。それでも89,800円という価格は性能に見合っているのか疑問だけど。
ケーブル1本で全ての周辺機器と繋いでパソコンの使い方改革
eGPUと接続するのに利用するThuderbolt 3はUSB Type-Cと同じ形状のコネクタで、電源、eGPU、ディスプレイ、USBなどが利用出来る。
つまり、ケーブル1本だけで全ての周辺機器と接続できるので、持ち運ぶ際にもこれを1本外すだけで良く面倒くさくない。
このためのハブにするのが外部GPUのBlackmagic eGPU。
これにはディスプレイを2台接続可能。さらに通常のUSB端子は4つあるので、周辺機器はここに接続する。
とりあえずディスプレイケーブルを買う
Blackmagic eGPUでディスプレイを2台つなげるには、Thunderbolt 3かUSB Type-C経由と、通常のHDMIがある。
通常のHDMIケーブルはあるのでUSB Type-CからHDMIにするケーブルを買う。
今回は「Cable Matters USB C to HDMI 変換ケーブル」というのを選んでみた。1,999円。
キーボードとトラックパッドも買う
普段はデスクトップPCのように使いたいので、キーボードとトラックパッドを買った。
選んだのはAppleのMagic Keyboard(テンキー付き)とMagic Trackpad 2のスペースグレイモデル。白だと汚れが目立つので。どちらも15,800円。
これらはBluetoothで繋ぐのでThuderbolt 3やeGPUは関係ない。
台を買う
普段はBluetoothのキーボードを使い、ノートパソコン自体のキーボードなどを使わないので、机の上に直接置く必要がない。少し高い位置に置いた方が画面が上になるので首が疲れないはず。
ということで「Spinido ノート PC スタンド silver」というものを3,999円で買った。
とりあえずパソコンの使い方改革の準備が出来た
新しく買ったMacBook Proを机の上で使う場合、Thuderbolt 3のケーブルでBlackmagic eGPUに接続し、購入した台の上に乗せる。
Blackmagic eGPUにはThuderbolt 3とHDMI端子に2つのディスプレイを接続しているので、MacBook Proとあわせてトリプルディスプレイ環境で利用可能になった。
Bluetoothで接続したキーボードとトラックパッドで利用して、デスクトップPCのように使うというスタイル。
普段はeGPUのパワーを活用し、デスクトップPCのように使う。
出かけるときはThuderbolt 3ケーブルを1本外すだけで普段の環境を持ち運べるという算段。
うまくいくかな。
ここまでの費用(今回から税込)
MacBook Pro 407,800+32,624 合計 440,424円
Blackmagic eGPU 89,800+7,184 合計 96,984円
Magic Keyboard 15,800+1,264 合計 17,064円
Magic Trackpad 2 15,800+1,264 合計 17,064円
Spinido ノート PC スタンド silver 3,999円
「Cable Matters USB C to HDMI 変換ケーブル 1,999円
合計 577,534円
つづく