YouTubeの動画をダウンロードするサービスやソフトがあります。
直接動画をダウンロードする以外にも、音楽をMP3にしてダウンロードするようなサービスもありますが、こちらも動画のダウンロードと同じです。
ストリーミングサービスの動画をダウンロードすることは、法的にどうかという問題もありますが、それ以前にYouTubeが利用規約で禁止している行為となります。
利用規約で禁止しているのにソフトやサービスがあるが…
利用規約なんか知らないけど、それを使えるソフトやサービスがあるんだから使うんだという人もいると思います。
YouTubeとしては基本的に広告で運営しているサービスなので、ダウンロードされてしまっては広告が再生されず、サービスの運営が難しくなってしまいます。
そのため、ダウンロードするようなサービスやソフトとは常にイタチごっこを続けており、ダウンロード機能がいつ使えなくなるかわかりません。
YouTubeとしてはYouTube Premiumなどの有料機能でダウンロード機能を提供しているので、ダウンロード機能だけを使いたいならこの正式な機能を使えばいいわけです。
それでも正式な機能では足らず、直接ファイルをダウンロードしたい人もいるようです。公式に禁止されているような機能を提供している無料のサービスは中にはボランティアでその技術を提供しているだけの方もいるかも知れませんが、基本的にはその機能を提供してお金を稼ごうという方によるサービスです。
無料でダウンロード出来る代わりに大量の広告が表示されたり、一見便利なソフトに見えて、将来は不正なソフトに入れ替わるような危険があるソフトやサービスがその中に含まれている可能性があります。
つまり、ダウンロードしていたらパソコンやスマートフォンがマルウェア(ウイルス)に感染してしまったという事になる可能性もあるということです。
利用規約に違反した使い方をしているとアカウントが停止に
YouTubeなど各社のサービスは利用規約などに違反した使い方のユーザーのアカウントを停止やアクセス自体を止める権利を有しています。
YouTubeはGoogle傘下にあり、アカウントもGoogleアカウントとつながっています。
YouTubeがアカウントを止めた場合、Googleアカウントも止まる場合があります。
アカウントが止まった場合、ログインすらできなくなり、それまで使っていたアカウントのデータが利用出来なくなります。ログインせずに使っていたり、他にアカウントがあったりしても同じユーザーが利用していると判断した場合は、他のアカウントも止まる可能性があります。
アカウントの新規作成も出来なくなる可能性があります。
仮にダウンロードする行為が日本で何らかの法律違反になったとしても、懲役や罰金刑で犯罪歴が残るだけですが、民間企業が提供しているサービスのアカウントが停止になると無期懲役のような状態が永遠に続くことになります。
ダウンロードするような行為は止めた方が良い
まとめです。
- ダウンロードなどを提供しているYouTubeの利用規約に反するソフトやサービスは危険な物もあるので使わない方が良い。
- YouTubeの利用規約に反する使い方をしていると二度とまともにGoogleやYouTubeのサービスを一切使えなくなる危険がある。