VAIOが5年半ぶりにフルモデルチェンジした15.6インチ液晶搭載のVAIO S15を2019年4月に発表しました。
筐体デザインも刷新し、VAIOシリーズで共通したデザインとなっていますが、個人的に注目しているのがThunderbolt 3への対応です。
6コア、12スレッドのCore i7-8750Hを搭載したモデルもあり、パフォーマンスが要求される用途にも対応できるものの、NVIDIAやAMDのGPUを搭載したモデルは用意されていません。
単純な動画のエンコード程度では問題ないが、ゲームや、画像編集の用途ではより高性能なGPUが必要になる用途も多いです。
ここでThuderbolt 3に接続する外付けGPUボックスへの対応が注目です。
VAIOが動作保証しているのがGIGABYTEのAORUS RTX 2070 GAMING BOXとAORUS GTX 1080 Gaming Box。
普段、事務所や家で使うときはこれらのGPUボックスに接続して、高度なGPUが必要な用途で利用する。場所を変えてちょっとした作業をしたり、出先でりようする場合には、一般的な高性能なノートパソコンとしての利用ができます。
この動作保証していない物がどの程度使えるかは、使ってみないとわからない物の多分利用出来るでしょう。
GIGABYTEの製品は、GPUボックスとGPUカードが一体化した物で、VAIOが動作検証しやすいので保証の対象にしているようです。
他の一般的な、カード自体を入れ替えできる製品の場合、NVIDIA GeForce RTX 2080などのよりハイエンドなGPUも利用出来ます。動作保証されている製品があるので外付けGPUボックス自体は利用出来るため、他の製品でも自己責任で利用自体は可能と思われます。
その辺不安なら、VAIOが動作検証しているGPUボックスを利用しましょう。
この最新のVAIO S15は、パフォーマンスも十分だし、最近のVAIOらしいデザインで、キーボード面もかなりしっかりしていて、完成度の高い普段安心して使えるノートパソコンです。
個人的にはいまだに光学ドライブを搭載していたり、VGAポートがあったり、今時常用している人が少なそうな機能も搭載しているのが気になります。これを無くしたらもっと軽くなったりより良い製品になりそうな気もします。
下のは旧モデル。